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永森 直人 ブログ

富山県成長戦略② 〜ウェルビーイング戦略〜

2021/12/8

前回のブログでは、富山県が成長戦略の柱に据えた「ウェルビーイング」について書きました。

ここからは、県の成長戦略の6つの柱について書いてみたいと思います。

6つの柱とは①ウェルビーイング戦略②まちづくり戦略③ブランディング戦略④新産業戦略⑤とやまスタートアップ戦略⑥県庁オープン化戦略です。

まずは「①ウェルビーイング戦略」について見ていきます。

ウェルビーイング戦略とはどのようなことなのでしょうか?

【県がまとめた成長戦略中間報告では?】

●ウェルビーイングを通じた人材集積こそが成長のスタート。

●特に若い女性のウェルビーイング向上が重要。

●県外からの人材も温かく受け入れ、誰もが活躍できる文化を育む。

【ウェルビーイング戦略ワーキンググループ(WG)での議論】

上記の中間報告を受けて、有識者によるWGで議論が行われています。

どのような議論がなされているのでしょうか?主な意見を取り上げます。

◯全国の基準となるようなウェルビーイングの指標をつくるべき。

◯女性がなぜ流出するのか突き止めるべき。

◯環境先進県になることが県民の誇りとなる。

◯富山県では女性の意識改革が重要。チャレンジする文化の醸成がウェルビーイングの向上につながる。

◯チャレンジしたい人には様々な可能性や選択肢があることを示すことが重要。

◯北欧は自然、環境、教育、暮らしが良い。(=ウェルビーイング)

◯家事代行などを充実させ、家庭での時間的余裕を。富山の女性は家族を大切にする。

となっています。

【永森の雑感】

「若年女性(主に子育て世代までの方)のウェルビーイング向上が、県全体のウェルビーイングの向上につながる」という視点はまさに、その通りということは感覚的に理解できます。

しかし富山県の若年女性のウェルビーイング度は一様に低いと言えるのか?

また、そのことが若年女性の県外流出の主たる要因なのか?

このあたりは、しっかりとした分析を行った上で、戦略を立てないとミスリードとなりかねない気がします(個人的には、富山県の若年女性の県外流出が多いのは、文系の大学・短大がないなどの要因も大きいと思っています。もちろん、女性に生きづらさがある風土があることも否定するものではありません。)

新田知事が、色んな場面で「ウェルビーイング、ウェルビーイング」とおっしゃるので、いろんな場面で、ウェルビーイングな人を探してしまいます。

先日、あるイベントで保育園の児童が合唱の披露。その様子を熱心にビデオ撮影する保護者の皆さんの笑顔。ウェルビーイングでした。

女性の活躍、チャレンジできる環境を整えること、大事です。

でも、働きながらも、子どもの成長を見守ることに、より大きな幸せを感じている女性の方もいます。

経済的にも、精神的にも、いつも安心して子育てができる環境。子どもたちが、他の誰かと比較せず、自分のペースで成長でき、それが許容される教育環境や社会環境。ビデオ撮影していた時の保護者の皆さんの笑顔がいつまでも続く環境をつくる。

そんなことに先進的に取り組めば、若年女性のウェルビーイングは向上するという気がします。

次回は、まちづくり戦略を考えます。

「住みやすく、美しく、スタイリッシュな素敵なまち」はウェルビーイングの向上のために重要ですね。

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著者

永森 直人

永森 直人

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肩書 富山県議会議員(4期)、富山県議会副議長、射水市消防団・団長、小杉まちづくり協議会会長
党派・会派 自由民主党
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