2021/9/24
一昨年の千葉県野田市における児童虐待事件も、まだ記憶に新しい中、またしても悲惨な事件が起きてしまいました。
報道されている容疑は、極めて残酷であり、こうした事件が後を絶たないことは残念で仕方ありません。
亡くなった桜利斗ちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
こうした事件が富山県で決して起こらないように、本県も児童虐待防止体制を再点検する必要があります。
今回の事件を防ぎきれなかった背景としては、大阪府児童相談所と警察との連携の不備が挙げられています。
大阪府においては、児童相談所と警察が、虐待情報を「全件共有」することを原則としており、わずかな異変も見逃さないように制度を構築しています。
しかし今回のケースでは虐待を疑う情報が摂津市に寄せられ、「要保護児童対策地域協議会(警察職員は参加しない組織)」において、児童相談所とも情報の共有が行われていましたが、児童相談所の担当者は「直ちに警察への虐待の通告が必要な事案」と受け止めず、警察に情報提供されることもありませんでした。
いくら仕組みを整えても、最後は、児童相談所の職員の主観的な判断に情報提供の必要の有無が委ねられているとすれば、今回のような事件は起こり得るわけで、問題があると言わねばなりません。
富山県の状況を確認したところ、大阪府とは異なり、「要保護児童対策地域協議会」に警察職員も参加しており、富山県においては、今回のような事態が起こり得ないということでした。
しかし、富山県においては、児童相談所と警察の虐待情報の「全件共有」はされていないとのことであり、児童虐待に関する僅かな異変も見逃さない体制に本当に漏れがないのか?改めて点検をお願いしていきたいと思います。
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