広田 まゆみ ブログ

【美々川の問題から考える北海道の水資源保全のあり方】本日4月7日は、総合政策委員会にて質問しました。

2026/4/7

【美々川の問題から考える北海道の水資源保全のあり方】
本日4月7日は、総合政策委員会にて質問しました。あわせて、環境生活部や、建設部とも意見交換を予定しています。再質問も含めて、準備原稿と実際の質問と道側の答弁に関し、簡易議事録が整いしだい、また、公式サイトにアップさせていただきます。

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内閣官房からの地下水保全に関する通知への対応について

1 国の通知への基本認識

まず、地下水の保全に関して伺います。報道によれば、2026年3月、内閣官房は、外国人による地下水採取をめぐり、全国の自治体に対し、地下水採取に関する規制条例の制定や強化を検討するよう通知を発出したとされています。

地下水は、本道においても、水資源としてのみならず、生態系や地域の暮らしを支える基盤であり、極めて重要な公共的資源であります。こうした中で、国が自治体にし規制の検討を求めたことについて、本道としてどのように受け止めているのか、まず基本的な認識を伺います。

2 市町村任せの限界と道の役割

次に、制度の枠組みについて伺います。今回の通知は、地下水の管理について、国として統一的な規制を設けるのではなく、市町村による条例整備を促す内容となっています。ある意味で無責任とも言えます。

しかしながら、地下水は流域単位で循環する資源であり、その影響は市町村の境界を越えて広がるものであります。また、地下水の利用や開発行為は、広域的な土地利用とも密接に関係しており、市町村単独での把握や規制には限界があると考えます。こうした点を踏まえ、道として、市町村任せにとどまらず、広域自治体としてどのような役割を果たすべきと考えているのか、見解を伺います。

3 美々川流域の課題と地下水管理

次に、美々川流域の課題について伺います。

美々川は、豊かな湧水に支えられた貴重な湿地環境を有し、生物多様性の観点からも重要な地域であります。道および胆振振興局における環境保全、生物多様性計画、河川管理などにおいても、それは明確に示され、市街化調整区域としても、開発の規制がありました。しかし、現在、半導体関連産業の進出のために、その一部が緩和する都市計画法のパブリックコメントの最中で、5月には、予備審議が予定されています。周辺地域における開発や地下水利用のあり方によっては、水量や水質への影響が懸念されており、地域住民や関係者からも不安の声が上がっています。

こうした流域においては、地下水の利用実態や水循環の状況を的確に把握し、適切に管理していくことが不可欠でありますが、道として、美々川流域における地下水管理の現状と課題をどのように認識しているのか伺います。あわせて、道において、地下水管理に関する十分な知見がないとするならば、土地利用の観点、また、政策の整合性の観点から、関係部と連携して、慎重審議を期すことも総合政策部の役割ではないかと考えますが、見解をうかがいます。

4 現行水資源条例の限界と見直しの必要性

次に、制度のあり方について伺います。本道の「北海道水資源の保全に関する条例」は、主として土地取引に伴う届出制度を通じて、水源地域の把握を行う仕組みであります。しかしながら、今回の国の通知が示すように、地下水の問題は、土地の権利移転にとどまらず、その後の利用や開発行為そのものに関わるものであります。

また、美々川流域のように、水循環全体を視野に入れた管理が求められる地域においては、現行制度では十分に対応しきれていないのではないかと考えます。

こうした状況を踏まえ、土地取引中心の現行制度から一歩踏み込み、地下水利用や開発行為も含めた実効性ある制度へと見直していく必要があると考えますが、道の認識を伺います。

5 広域的な水資源管理と今後の方向性

最後に、今後の方向性について伺います。

地下水は、地域ごとに閉じた資源ではなく、流域単位でつながる広域的な資源であり、その保全には、土地利用、生物多様性、産業立地などを横断した総合的な視点が不可欠であります。

国が自治体に対応を委ねる中で、道としては、広域自治体としての責任を果たし、流域単位での管理や、開発と保全の調和を図る新たな仕組みづくりを主導していくべきと考えます。

特に、今回の美々川流域のような象徴的な地域をモデルとして、地下水管理のあり方を具体化していくことも一つの方向性ではないかと考えますが、今後どのように取り組んでいくのか、見解を伺います。

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以上が、質問準備原稿です。残念ながら答弁は、前回の予算特別委員会での質疑応答からほとんど変わっていませんが、北海道の自然環境保全のために道が果たすべき役割について、引き続き、求めていきます。

最後まで、読んでくださってありがとうございます。
下記に、直近の予算特別委員会の審議の議事録のリンクをはっておきます。
https://hiromaru.jp/wp_hiromaru/wp-content/uploads/2026/03/20260313.pdf

当日の動画配信もごらんいただけます。
https://pref-hokkaido.gijiroku.com/g07_Video_View.asp?SrchID=5811

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広田 まゆみ

広田 まゆみ

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札幌市白石区

肩書 北海道議会議員/NPO推進北海道会議理事
党派・会派 立憲民主党

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