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流山ツーリズムデザインの経営責任と流山市の甘い対応について

2025/1/4

2024年12月24日付千葉日報をご覧になっただろうか。

流山市が50%を超えて筆頭株主になっている「流山ツーリズムデザイン(NTD)」が、多額の債務残高を抱えている経営状況について報道している。

NTDの債務残高は、6177万円(2023年度末決算時点)、4713万円(2024年9月時点)。

以前から市議会で、中川弘議員が、かなり厳しくNTDの決算報告の杜撰さや流山市の責任について追求していたが、それに対して、市はまともな答弁ができていなかった。そのような厳しい指摘を真剣に受け止めて、市は早急に対処すべきだったが、していない。その対応は甘いし、このような結果になった経緯についての説明が必要だ。

中川議員の質問によってNTDの現状が明らかになった時点で、流山市議会は決算審査特別委員会などで、辞任した社長に対して審査すべきだった。現状の報告や何が問題なのかを議会できちんと説明させるべきだったが、していない。

いつのまにか前社長は辞任し、新しい社長が就任している。まさにトカゲのしっぽ切り。しかし、この新社長は、NTD設立準備にも関わった人物とのこと。今回の赤字経営と無縁ではないのではないか。そのような人物を新社長に据えて大丈夫なのか?妥当なのか?新社長についても、今後の経営方針や債務の返済計画など、市議会に招聘して答弁させるべきだ。

流山市は、今年3月開館予定の「白みりんミュージアム」の指定管理者にNTDを指定している。経営に失敗しているNTDを指定管理者にするという選択は妥当なのか、またその選考過程は適切だったのか、について議会で明らかにすべきだろう。

なんと、すでに2024年11月から指定管理者として始動しており、2024年度の市一般会計予算からNTDへの支出として合計8275万円が計上されている。また2025年度から2029年度まで、最大計2億1300万円(税別)の指定管理料が債務負担行為として盛り込まれているという。議会に対して説明責任を果たしていない組織に、この金額を予算配分することは妥当なのか?

市民の税金を使いながら、経営状況について市民に説明責任を果たさず、何が問題で、どのような対策がとられるのかも明らかにしていない組織が、なぜこれほど優遇されるのだろうか?

石原副市長は、「心配をかけた点はおわびしなければならない」と発言している。お詫びすべきは、NTDの杜撰な報告を放置し、赤字に対して手を打たず、債務を抑えられず、税金を投入しなければならない状況をつくったことではないか。「心配したこと」程度の話ではない。市民の税金を投入することに対する感覚が、甘すぎないか。

記事は、「筆頭株主として、また血税を投入する行政として、市はNTDとの間に厳しい緊張感も伴った協力関係が求められる」という文章で締めくくられている。同感だ。

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著者

上田 恵子

上田 恵子

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流山市

肩書 団体代表 、社会福祉士、元国会議員政策秘書
党派・会派 無所属
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