2025/10/11
10月8日、独身偽装の男が訴えられた裁判を傍聴しました。
「独身偽装被害者の会」の署名に賛同したご縁で、当事者の女性(原告)からお誘いいただきました。結果、行ってよかった!面白かった!
妻子がいながら独身と偽り、結婚をにおわせつつ原告女性と交際を続けた被告男性。その二人が約2年ぶりに東京地裁の法廷で再会し、直接対決したのです。
原告は真剣な交際相手を求めマッチングアプリに登録した女性。法廷では、男のクズっぷりが明らかに。
・異常な回数の性行為を求められ、具体的な日時や回数を男が記録。
・嫌がる女性を「好きすぎて我慢できない」と拒否できなくさせる男の言い分。セックス依存症の可能性も。
・男の性病検査キットが妻に見つかり、女性はLINEをブロックされ関係終了。
・女性が探偵を雇い、妻子がいる事実を知りショック。性感染症、適応障害、帯状疱疹など深刻な損害を負う。
・結婚をちらつかされて嫌々撮影された性交動画は、今も男の妻が離婚の証拠として保持。流出の不安が続きます。
しかし、原告女性は強かった!男が示した賠償額が低すぎると東京地裁に提訴。この日はマスコミ含め50名ほどの傍聴席が満席。
若く聡明な原告(女性)が、代理人弁護士だけでなく自らも矢継ぎ早に男に尋問。一方、本名と顔をさらした男は「覚えていない」「分からない」を繰り返し、そのクズっぷりを露呈。
主尋問の最後に原告は「独身偽装は本来不同意である性交を強いる性暴力だと考えます」と主張。
現在の日本では男女間のトラブルとみなされ刑事罰には問われないこの行為ですが、女性の受けた精神的・肉体的被害はあまりに甚大です。
金銭をだまし取ったら詐欺罪なのに、独身と偽って女性の人生を奪うことが罪に問われないのは変です
この裁判は、10月12日(日) 夜20:54〜放送の『Mr.サンデー』(フジテレビ) でも取り上げられるそうです。
また、「独身偽装被害者の会」が求める、独身偽装に対する刑事罰の制定、民事裁判での慰謝料相場引き上げによる厳罰化への署名はこちらから。ぜひご協力を!
👉https://c.org/M5RbWjDCzp
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