2025/6/16
日本で補聴器が普及しない理由
6月定例会で加齢性難聴の人が補聴器を購入する際に補助金を出せないか質問しました
埼玉県内の63市町村のうち1/3にあたる21市町村で何からの購入費補助があります
歩行が困難になったら車いすや歩行器が介護保険で使えるように、加齢性難聴の補聴器も介護保険で使えるようにすべきと思っていますが、残念ながらそれは国が決めること
ところで質問にあたり私も調べてみて初めて知ったこと
1.日本の補聴器の普及率は必要な人の15%程度と非常に低い
2.他の先進国では補聴器は資格をもつ専門家が扱い購入には公的補助がある国が多い
3.日本は専門店以外に眼鏡屋や通信販売などで販売され販売には資格が不要
補聴器の使用は本来、細かな調整とトレーニングが必要で、快適に使えるようになるには数カ月かかるそうです
ところが日本ではそれが行わないことが多く、補聴器を買ったけど使いづらいなど補聴器のイメージが悪く、敬遠されているようです
ならば専門医の診断を受けて専門家による調整やトレーニングを受けられる補聴器を購入する場合に限り補助を出すという方法で、高齢者のQOLを上げることもできるはず
市からは加齢性難聴の早期発見、早期受診を促しつつ、「総合的な視点で判断する(=もう少し考えてみる)」との答弁でしたが、引き続き取り組んでいきたいと思います
なお周囲に補聴器購入を考える人がいたら、必ず専門家に診てもらって判断するよう勧めてください
補聴器相談医
https://www.jibika.or.jp/modules/certification/index.php?content_id=39
認定補聴器専門店
https://www5.techno-aids.or.jp/shop/prefecture.php?p=11
#ふじみ野市 #高齢者 #補聴器 #加齢性難聴 #耳が遠い
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