2024/8/3
【バリ視察報告③選手村】
選手村については様々な報道がされていますが、チームジャパンハウスで、選手村の選手用ベッドの体験をしました。パリオリンピック・パラリンピックの選手村については、整備中の現場を昨年視察しました。その際にも説明がありましたが、東京大会と同じく段ボールベッドにエアウィーヴ(airweave)です。段ボールベッドは東京大会で初めて採用され、日本企業であるエアウィーヴ社の寝具が好評を得ているとの話がありました。選手の体型に合わせて、選手の上半身、腰、下半身に最適な硬さを計測できるとのことでした。私も体験し、その良さを実感しました。
選手村の後利用については、これまでのロンドンや東京のオリンピック・パラリンピックでの住宅利用ではなく、選手村が整備されたパリ北部地域に必要な雇用創出のため、オフィスにするとの話がありました。パリ組織委員会の建物も北部地域に新たに建築したビルで、オリンピック・パラリンピック大会終了後は、オフィスとして一般使用に供用し、地域の雇用創出を企図しています。
選手村にエアコンが設置されていないことが報道されていますが、選手村担当者から建設時に、地下70mから汲み上げる摂氏14度の冷水による床冷房で脱炭素の取り組みを実現するとの話がありました。この件は、その後に報道されていますように、各国選手団がエアコンを調達し対応しているとのことで、当初の想定通りにはいっていない結果となっています。パリ大会も東京大会同様に、暑さ対策が重要課題となっていることを再認識することになりました。2020東京大会の際も夏の時期ではなく、1964年大会のときのように秋開催を検討すべきと提案しましたが、IOCの放映権料との兼ね合いで実現できませんでした。しかしながら開催時期については再考されるべき大きな課題だと今でも考えています。
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