2026/2/3

読谷村初のPFI事業「読谷村総合情報センター及び周辺環境整備事業」をご存知ですか?
県内初の大型PFI案件(20年・41億円)かつ民営図書館という先進的な官民連携プロジェクトです。
完成した施設は「ゆんラボ・未来館」の愛称で親しまれ、オープンした昨年10月だけで村人口の2倍(8万4千人)が押し寄せるほどの人気ぶりでした。
行政と民間が真のパートナーとなって、より良い公共サービスを創出するPFI。
全国で事例は増えつつありますが、沖縄ではまだまだ珍しい取り組みでした。
老朽化した図書館の移転建替えと複合施設化を主な目的とし、「出逢い つながり 賑わいを生む 創造拠点」のコンセプトで2021年に公募されたこの事業。
企画、設計、建築、施設維持管理、図書館運営(20年間)のすべてが一括して委託されます。
読谷村の未来を賭けた挑戦の幕開けでした。
大型PFIは多くの場合、東京などの大手企業が受注します。
地方の中小企業には知識もノウハウも不足、二の足を踏むのが常です。
当時の読谷の事業者も同じ、初めは誰も立ち上がろうとはしませんでした。
私は商工会長として、訴え続けました。
「県外企業の旗が村の中心に翻る姿を、このまま指をくわえて見ていて良いのか?」
「PFIとかSPCとか難しい言葉が並んでいても、皆で力を合わせれば必ずできる!」
「自分たちの子や孫のための図書館!」
「子や孫に胸を張れる挑戦をしよう!」
そして志の高い企業の皆さんが集まり、地元企業主体のチーム読谷として公募に挑み、この大切な事業を勝ち取ってくださいました。
(現在の黄金環株式会社)
童話スイミーのごとく、小さな魚も力を合わせることで大きな力を得ることができます

この事業にはもう一つ、民間収益事業という大きな柱がありました。
「ゆんラボ・未来館」に併設して開業するホームセンターです。
村民が待ち望んだ商業施設であり、生活利便性向上だけでなく、図書館×道具の知の融合、防災拠点としての役割も期待されます。
建築費高騰で同時開業は叶いませんでしたが、1月26日に晴れて起工式。
来年3月開業に向けて工事が始まりました。
[プレスリリースはこちら]
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000176928.html
ホームセンター以外にもカフェなども含め、この民間収益事業全体を統括するのが、私たちが立ち上げた株式会社飛翔の風。
ゆんラボ事業を統括してきた㈱GOOD IDEAS OKINAWAと当時の商工会3役で設立した、「読谷村という鳳に風を送る」むらづくり会社です。
起工式の場で、飛翔の風は利益の43%を地域に還元することを表明。
43=よみたんの「よみ」。
この数字に込めた想いが村民の皆さまに届きますように


飛翔の風では取締役CCOとして役割を果たしてきましたが、起工式の日をもって退任させていただきました。
法律上は辞任の必要はありません。
しかし、「行政と共に歩む会社」と「村長を目指す立場」は明確に棲み分けねばならないと考え、起工式を見届けたこの日を、区切りとしました。
読谷村初のPFI成功、飛翔の風のむらづくり連携が、今後も村民の皆さまに嘉利吉(幸せ)を届け続けますことを、心から祈っています。
そして私は、読谷村がもっと豊かに、読谷村民がもっと幸せになる未来を信じ、
読谷村長を目指して全力を尽くします。
黄金環株式会社、株式会社飛翔の風の皆さま、誠にありがとうございました。
これからもよりよい読谷村のため、ご尽力の程をお願い致します。

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ナカソネ トモハル/60歳/男
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