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【医療】コロナ禍で学んだメンタルヘルスの大切さ

2025/10/30

コロナ禍を通して得た学び②
コロナ禍を通して得たもう一つの学びは、医療従事者の「メンタルヘルス」の大切さです。メンタルヘルスとは、「心の健康」を表す言葉で、精神的・心理的に健康で、ストレスに対処できる正常な状態を指します。メタルヘルスを崩してしまう要因は複数ありますが、主にストレスの蓄積があげられます。

政府の緊急事態宣言により外出自粛が続き、人々の生活は一変しました。外出の機会が減り、リモートワークが広がる中で、運動不足や孤独感からうつ症状を訴える人が増えました。医療・看護の現場でも例外ではなく、多くの医療従事者が強いストレスを抱えていました。

2020年末に自治労(全日本自治団体労働組合)が全国10道県24の公立病院で医療従事者に行った調査によると、約2割が「うつ症状を自覚している」と回答しています。(出典:自治労・衛生医療評議会「医療従事者の新型コロナウイルス感染症に関するアンケート結果」)

幸いにも私はうつ症状を患うことはありませんでしたが、看護の現場では、通常時とは比べものにならないほどの緊張感の中での対応を強いられました。

完全防備での息苦しさ・暑苦しさに加えて、様々な制約から患者さんに対して最低限の看護しかできないもどかしさ。そして、いつ院内感染が発生するか分からない不安と自分が感染源になってしまうのではないかという恐怖。そうした過酷な環境の中で、心の健康を保つことは容易ではありませんでした。

ストレスを和らげる最も効果的な方法は休息ですが、「自分が休めば同僚に負担をかけてしまう」と思い、休みを取ることにためらいを感じたのは私だけではなかったと思います。結果として、「バーンアウト(燃え尽き症候群)」による休職や離職が増え、医療体制をさらに逼迫させる結果を招きました。この経験を通して、医療従事者が心身ともに健康でなければ、患者さんを支えることはできないと痛感したのです。

市民の皆さんが健康で過ごすためには、医療従事者のメンタルヘルスは欠かせません。私は看護の現場での経験をもとに、鳴門市で働く医療従事者とそのご家族を支える仕組みを改善し、医療体制全体をより強靭にしていく取り組みを進めていきたいと考えています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。次回は、なぜ私が政治に積極的に参画しようと思ったのかについて書きたいと思います。 

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