2025/7/17
こんにちは。戸屋(とや)です。
本日は参院直前企画として、7月14日(月)に日本銀行より公表された、
「生活意識に関するアンケート調査」(第102回<2025年6月調査>)の結果」
を参考にさせていただき、日本経済の現在地を私なりの視点で解説したいと思います。
こちらの調査は4000人に対して行われ、生活者の意識や行動を大まかに把握する
一種の世論調査として公表されています。(PDF資料より)
(出典・参考文献:日本銀行 情報サービス局(2025年 7月14日)
「生活意識に関するアンケート調査」(第102回<2025年6月調査>)の結果」)

まずは、景況感です。
景況感は1年前と比べるとどうなったかという調査結果です。
左の表によると、1年前と比べて「悪くなった」は70.5%。
「良くなった」はわずか3.5%となっています。
景況感は1年前より「悪くなった」と感じている方が圧倒的に多いということになりました。
右の表では「1年後もさらに悪くなる」と考えている方が多いという結果になりました。

続いて、現在の景気水準は、「良い」と感じる回答が減り、
「悪い」と感じる回答が増えています。
要するに「今、景気悪いで!」と感じる方が増えているということです。

金利に関する調査結果も見てみましょう。
日本は0金利の状態を脱却し「低すぎる」と感じている方の割合は減っているものの、
「高すぎる」と感じている方よりも「低すぎる」と考えている方がまだまだ多い。
意外にも、金利はもう少し高いほうが望ましいと考えている方が多いようです。
貯蓄の割合が多いため、金利に対する期待値に大きく影響しているものと思われます。

よく争点で挙げられる、「現在の暮らし向き」についてです。
「ゆとりがなくなってきた」が61.0%。
圧倒的にゆとりがないと感じている方が多いという状況です。
これも政治への不満が高まっている一因であると考えられます。

こちらのグラフは、暮らし向きに関して、「ゆとりが出てきた」から
「ゆとりがなくなってきた」を引いた数値を時系列にしたものです。
折れ線が下がってきたという事は、「ゆとりがなくなってきた」方が多くなってきた
という事であり、2008年のリーマンショック時に並ぶ所まで下がってきているのが
非常に懸念されるところです。

続いて、収入についてです。
左のグラフは、1年前と現在を比較し収入がどうなったかという調査結果ですが、
「増えた」と回答したのはわずか14.9%。
賃金水準が物価上昇に追い付かず、収入の伸びを感じなくなっている事が伺えます。
「賃金と物価の好循環」は一体どうなったんだ?という声が聞こえてきそうです。

こちらは、最大の争点である「物価」に関する調査結果です。
75.3%の方が、物価が「かなり上がった」と感じており、
物価の高騰が激しいと感じている方が圧倒的に多いということを示しています。
「物価が高いなんて今さら何言っているんだ?」とお𠮟りを受けそうな感じです。
調査結果では、さらなる物価高に対しての警戒感も示されていました。
まとめです。
今回は、景況感が非常に悪いという世論が改めて浮き彫りとなりました。
この喫緊の経済環境に対して、引き続き政治がどのように向き合い、
対処していくかが厳しく問われることになると痛感しています。
今回はこのあたりにさせていただきたいと思います。
末尾まで御覧くださり、誠に有り難うございました。m(_ _)m
【出典・参考文献】
日本銀行 情報サービス局(2025年 7月14日)「生活意識に関するアンケート調査」(第102回<2025年6月調査>)の結果」
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トヤ マサノリ/45歳/男
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