2026/8/14

― 企業や学校への情報流出・不正送金被害も深刻化 ―
「特殊詐欺の被害者は高齢者」という従来の常識が崩れつつある。近年の被害分析によると、被害者のうち60歳未満の割合が約半数を占めることが分かった。
背景にあるのは、「トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)」の台頭だ。彼らはSNSやWebサービスを駆使し、若年層や働く現役世代へとターゲットを急速にシフトさせている。
被害は個人の金銭トラブルにとどまらず、組織や企業へも波及している。ニセ警察官詐欺やPCの警告画面を利用したサポート詐欺に騙され、公務員や学校職員、企業社員を通じて納税者情報や生徒の個人情報が流出する事件が相次いでいるほか、会社の口座から億単位の資金が犯人グループに送金される深刻な事態も発生している。
情報セキュリティの強化とともに、住宅や拠点の物理的な防犯対策の強化が求められている。専門家は、侵入経路となりやすい窓への「防犯ガラス」や「防犯フィルム」の導入、音で威嚇する「窓用アラーム」や「防犯砂利」、視覚的な抑止効果が高い「防犯カメラ」や「センサーライト」の設置など、多重的な防犯アプローチを推奨している。
防犯講演会のお知らせ(入場無料・予約不要)
滋賀県警察本部主催による防犯講演・防犯実演が県内4会場(米原・栗東・東近江・大津)で開催されます。最新の犯罪手口や防犯ガラスの実験、防犯用品の展示などが行われます。
お問い合わせ:滋賀県警察本部 生活安全企画課(077-522-1231)
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