私はこれまで財務省で１１年間、経済政策や国際金融に取り組んできました。

対外的な仕事に多く従事し、米国留学も経験する中で、このままでは日本がどんどん衰退してしまうのではないか、と感じる場面に幾度となく遭遇しました。

日本には、高い技術力、奥深い伝統文化など底力・魅力がたくさんあります。この点について日本人はもっと誇りを持って良いと思っています。

しかし同時に、経済・外交・社会いずれの面でも構造変化にさらされています。ある意味では危機的状況にあると言えます。人口は２０年間で２千万人減少すると予測されています。これは東京都と千葉県を足した人口です。こうした現実を受け止めた上で、今後に向けた政策を打っていく必要があります。

私は、衰退を食い止め、日本にもう一度明るい未来の展望をもたらすためには、政治のリーダーシップが不可欠であると考えるに至りました。

この国のビジョン・行く先をきちっと示すことができる政治家こそがいま求められている。そんな政治家になれるよう、精進します。皆様のご指導をお願い申し上げます。

私は、以下６つの重点政策を掲げています。皆様からのご意見をお待ちしています。

①「こども若者まんなか社会実現」の種を植える
こども・若者は、次の時代を担う「社会の宝」。誰もが安心してこどもを持ち、育てていけると信じられる社会を今こそ実現するとともに、もっと一人ひとりの個性や強みを活かせる教育を推進します。

②「将来まで安心できる経済成長と賃金上昇」の種を植える
日本の明るい未来には、暮らしを支える強い経済が不可欠です。働く人々の賃金が当たり前に上がる仕組みづくりと、今後何十年も豊かな暮らしを支えていくための投資を全力で推し進めます。あわせて、中小企業やスタートアップによるDX・イノベーション促進のための政策にも取り組みます。

③「私たちの生命・財産を守る防災・防犯」の種を植える
暮らしの安全あってこそ、私たちのすべての活動が可能になります。災害・減災政策および、防犯・治安施策にも取り組み、誰もが安心して生活できる社会を目指します。

④ 誰もが利便性を実感できる「人にやさしいデジタル社会実現」の種を植える
AI技術や人間中心デザインの考え方を活用し、あらゆる手続きや情報収集に誰も苦労することがない「人にやさしいデジタル社会」を作り上げていきます。

⑤「安心して老後を迎えられる社会づくり」の種を植える
医療や介護の担い手をしっかりと支えつつ、かかりつけ医機能や介護予防の強化、認知症とともに生きる社会づくりなど、誰もがいきいきと活躍できる仕組みを作っていきます。

⑥「新時代の国際脅威に対応する外交・防衛」の種を植える
ロシアのウクライナ侵略により、国際秩序は大きく動いています。核の脅威やサイバー攻撃、ドローン戦争が現実のものとなる中で、先端技術を巡る米中対立など、経済も外交・防衛と密接に結びついています。日本の未来のため、今こそ国際社会の中で議論をリードできる政治家が必要です。

私は目黒・大田に近いエリアで育ちました。幼いころから馴染みがあり、本当に大好きな目黒・大田の選挙区で活動できていることに、身が引き締まる思いと、大変ありがたい思いです。

伝統ある商店・産業から新進気鋭のスタートアップまである目黒区・大田区は、熱量と魅力に富んだ場所で、住みたい街ランキングでも常連となりました。河川氾濫や木造住宅密集地域など防災上の課題対応や、子育て環境の整備、産業の活性化を通じ、より安全で活力あるまちづくりに、国政の立場から取り組んでまいります。