2023/10/21
宮城県議会議員候補者(太白選挙区)のかっち恵です。
今回の宮城県議会議員選挙で最大の争点になっている4病院の移転・統合、合築問題について、おさらいします。
①2020年に、3病院(県立がんセンター、仙台日赤病院、東北労災病院)の統合・移転が県から示されました。しかし、3病院のうち2病院が無くなってしまう仙台市を中心に反対の声が大きくなり、移転候補地の富谷市と名取市の綱引きになり、結果として協議が整わず事実上断念。
②しかし、2021年9月に村井知事が、断念した3病院に県立精神医療センターを加えた4病院とし、名取市に県立がんセンターと仙台日赤病院を移転統合、富谷市に東北労災病院と県立精神医療センターを移転、合築させる案を発表。
③精神医療センターが加わったことで、問題はさらに複雑化。精神医療センターの富谷市への突然の移転表明に、患者団体、労働組合、県精神保健福祉審議会委員が反対。県議会でも野党はもちろん、知事与党の自民・公明も意見書を知事に提出(自民・公明の意見書は、「丁寧な説明」を求めているだけで反対ではありません)。
④大きな反対の声に「私なりの解決策」と村井知事が出した答えは、精神医療センターを富谷市へ移転する代わりに、県内の民間精神科病院を名取市へ誘致するというもの。応募が無い場合は、精神医療センターの分院をつくるなどの案が上がっている。
今回の4病院の最大の問題は、移転ありきで進められていることであり、以下の解決策を示さないことだとかっち恵は考えています。
【4病院となった経緯】
ア.移転の経緯や政策医療の課題解決に向けた根拠や裏付けを示さない。交渉経過が未開示、不透明。
【仙台2病院が移転後の課題】
イ.仙台市から2病院移転後、年間約5,000件の救急体制整備の課題。
ウ.仙台日赤病院の分娩受け入れ年間約800件をどうするか。
【精神医療センター】
エ.県精神保健福祉審議会における委員の反対意見を聞かない。
オ.富谷に移転となる経緯が不明。
カ.障害者基本法に基づく患者への意見聴取が不十分。
キ.移転後の県南患者の受入れ先。
ク.医療従事者の90%近くが反対意見。
【県立がんセンター】
ク.東北唯一の希少がん、難治がんの研究施設でもあり、存続が不透明。
村井知事の強引な手法は目に余るものがあります。県精神保健福祉審議会での知事の発言が最たるもので、県が設置した審議会の意見に対して「審議会だけが専門家ではない」「どのような結果が出ても考えはかわらない」「(私を)止めることが出来るのは県議会だけだ」と啖呵を切りました。
命に関わることを県民の理解も得られないまま進めようとする姿勢。かっち恵は、この4病院の移転・統合、合築に対して、断固反対の姿勢で県議会で戦っていきます。
この記事をシェアする
カッチ メグミ/47歳/女
ホーム>政党・政治家>かっち 恵 (カッチ メグミ)>4病院の移転・統合問題について 宮城県議会議員選挙(宮城県議選)