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福島県矢祭町との防災相互協定

2025/5/14

本日5月14日、品川区と福島県矢祭町の防災相互協定が締結となりました。

矢祭町からは佐川町長はじめ職員の方々がいらして品川区役所本庁庁議室にて締結式が行われました。私も後ろの方で見守りました。

 

予てより東京首都直下地震など広範囲にわたる大規模な災害に備え、品川区民40万人の避難先の選択肢の一つとして矢祭町との防災相互協定を品川区に提案していました。

大きい会派だったらもう少し早く進んだのかな?とも思いながら試行錯誤の2年間。

やはり城南信用金庫の長年に渡る復興支援と区民に寄り添った功績が大きく、無事防災相互協定締結を迎えることができてとても嬉しいです。

 

福島県矢祭町は茨城県との県境にある山間の人口約5400人の小さな町です。

平成の大合併にいち早く合併しない宣言をして『小さくても輝くまち』と町長筆頭に一人ひとりが主役となり、共生・協働により自立する町づくりをめざしています。

 

全国から届いた蔵書が48万冊にもなる『もったいない図書館』や『こども司書』の取り組みなど今では多くの自治体が視察に訪れています。 特産品は町を流れる久慈川の鮎、地酒、こんにゃく、柚子、いちご、花卉、最近はラズベリーの生産にも力を入れています。

 

品川区とのつながりは『もったいない市場』です。

2011年の東日本大震災の後、『福島県産』というだけで風評被害により町の農産物が売れなくなって困っていたところ、城南信用金庫が復興支援の取り組みの一環として協力を始めました。 今でも毎週日曜日、城南信用金庫支店や取り組みに賛同した武蔵小山の清水湯で、矢祭町の農協の方たちが朝採れ野菜や特産品の出張販売をしています。

朝から銀行の職員や近所の方も販売のお手伝いに駆けつけています。

すでに10年以上のお付き合い。

近所の方たちはこの『もったいない市場』の開催を楽しみにしていて、毎回午前中には売り切れになってしまうほど人気です。

 

そんな矢祭町から2年ほど前より防災相互協定についてお声掛けがあります。

首都直下地震やそれに伴う火災で自宅非難が出来なくなった場合、区内の避難所がいっぱいになってしまった場合の区民の避難先の一つとして品川区に提案しておりました。

今までの品川区の防災相互協定先は、行政間のもともとの連携を基に防災相互協定の締結に至っており、今回は住民の草の根交流から双方の行政が動いた初の事例です。

お互いの住民同士の長年の交流が基で行政同士がつながることは非常に意義のあることだと思います。 品川区には既にいくつかの提携自治体がありますが、品川区民40万人の避難先の選択肢はいくつあってもいいと思います。

 

昨年は2度ほど被災避難を想定してトイレ等の施設をチェックしながら矢祭町まで実際に行ってきました。

地震が起きると恐らく鉄道は運行停止です。

自家用車で朝7時に品川区役所を出発しました。

都内を出る時に堀切ジャンクション付近で事故のため一時渋滞となりましたが、その後常磐自動車道を下り、茨城県那珂インターでおりたあとは国道349号線をまっすぐ進むと矢祭町役場に到着します。約2時間45分の道のりでした。

すべて下道で行った場合は4時間強です。

移動中気になるトイレ事情ですが、高速道路にはSA(サービスエリア)が、国道沿いには道の駅がいくつかありトイレ休憩にも困りません。

 

矢祭町では佐川町長にお会いして、防災関連事業についてお話を聞くことができました。

 

矢祭町では令和元年10月に起きた台風19号の記録的な大雨による甚大な災害経験を基に今後起り得る災害等に備えるため毎年10月12日を防災の日と定め、防災倉庫の備蓄状況の点検や町民の防災訓練を行っています。

 

防災相互協定を結んだ他自治体が被災した場合の受け入れ指定避難所は福祉避難所を含む3カ所です。

 

1カ所目は『ユーパル矢祭』という町営の温泉宿泊施設です。普段は会社の研修や町民の冠婚式典、会議などに使用されています。

和・洋の客室が26室と会議室3つ、宴会場ホールが2つ、露天風呂他各種温泉施設と休憩室含む延べ床面積は4200㎡、コロナなどの感染症対応の密度一人当たり9㎡を確保すると想定収容人数は166人です。こちらは矢祭町町民が避難する場合、近隣の高齢者向けとしているそうです。

2011年の東日本大震災の時は余震が続いて不安な思いをしていた町民が宴会場ホールに集まり、数日間皆で過ごした実績もあります。宴会場ホールにマットを敷き詰め客室から布団を集めたそうです。

 

2カ所目は矢祭小学校の体育館です。

町内5つの小学校が統合し平成28年4月に開校しました。

築9年の新しい校舎です。こちらの収容人数は同じく一人9㎡確保で計算すると88人の想定です。

 

3カ所目は高台にある矢祭町山村開発センターで37人の想定収容人数となっています。

 

以上は昨年、佐川町長から聞いたお話ですが、今回品川区防災課との協議で救援物資等も含めさらにしっかりとした内容になっていると思われます。

あらゆる震災を想定し区民の安全のためになるべく多くの選択肢を準備しておくことが重要と考えます。

 

また矢祭町を流れる久慈川では夏は鮎の遡上、冬は氷華が見られ、農業体験ツアーや大きな酒蔵、もったいない図書館など様々な魅力があります。

地産地消ができない都市部は食料面でも防災面でもいざと言う時の支えは普段からの交流が大切です。

この縁を大切に矢祭町や『もったいない市場』を訪れていただけたらと思います。


 

【もったいない市場】

第1 日曜日 城南信用金庫品川支店

第2 日曜日 武蔵小山清水湯

第3 日曜日 城南信用金庫大井町支店

第4 日曜日 武蔵小山清水湯

⭐️9:00頃到着次第〜11:30頃


 

#矢祭町

#品川区

#城南信用金庫

#おぎのあやか

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