2023/1/13
本日のメインは、国際仏教交流会主催、インド大使館共済の講演会でした。
龍谷大学の入澤 崇学長の講演が印象的でした。
ブッダが直接語った教えが記載されている最も初期のものと言われている「アッタカヴァッガ」によると、
自分という意識とは「利己心」であり「利己心」が真実を見えなくしているのです。
「利己心」を持った人間社会、歴史から戦争、暴力、犯罪が無くなりません。
利己心を取り除き続けること≒「利他」に生きることが「涅槃」の本来の意味なのです。
では真実とはなにか?というとそれは「縁起」≒関係性であります。
「衆生」≒生きとし生けるものすべて、のために生きること「利益」は利他の原初形態。
暴君と言われていたアショーカ王はブッダの教えを受け入れ、
衆生のために政治を行うことが自分の債務であるとしました。
「マトゥラー」(ヒンズー教の7大聖地の一つ)にある仏像の足元に
「一切衆生の利益安楽のために」と文字が刻まれています。
アショーカ王はこの言葉を実践し数々の政治改革を行いました。
最後の質疑応答で「自分のお寺に若い人が来ない。どうしたらよいか?」という問いに、
「現代社会の問題を真剣に考えて行動している若者はいます。
古代仏教に檀家というものはなかったのです。
仏教の各宗派こそ、自省する必要があります。
自分の宗派、仏教を広めようという意識でなく、
現代社会の問題、課題を解決することを考え取り組む、
仏の教えを持って、自分と社会を見つめることです」
という学長の答えに感銘を受けました🍀
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