2024/3/16
令和6年練馬区議会第一回定例会最終日、令和6年度予算案の採決が行われました。私達は令和6年度一般会計、国民健康保険会計、介護保険会計、後期高齢者医療会計の予算に賛成しました。
反対は、共産党、インクル、生活ネット、つながる、れいわ練馬。
賛成は、練馬会議(未来会議・都民ファーストの会・国民民主党)、自民党、公明党、立憲民主、維新の会、みどりの風、参政党で可決されました。
https://www.city.nerima.tokyo.jp/gikai/kaigi/r6/dai1teirei/061kaketugian.html
私は、賛成の立場から討論に立ちました。
以下、内容です。
令和6年度一般会計当初予算は、「第3次みどりの風吹くまちビジョン」を着実に推進し、練馬区のさらなる発展に取り組むために3,230億8,836万4千円、対前年度比プラス243億8,293万9千円と8.2%の大幅増となり、過去最高額の予算額を更新する結果で編成されました。
我が会派が賛成する大きな要因としては、令和4年5月に発表された首都直下地震等による東京の被害想定の見直し、さらには今年元日に発生した能登半島地震を受けて、区として改めて、迅速に、防災に強いまちづくりを強化していく予算とされていることです。具体的には木造住宅密集地域での火災延焼を防ぐため、新たに感震ブレーカーの無償貸与、区立施設やコンビニエンスストアなどの民間施設にスタンドパイプを設置、住宅の耐震化促進など4つの柱で「攻めの防災」の取組を更に加速する姿勢が力強く示されたことは、区民の生命と財産を守るうえで高く評価すべき予算ではないでしょうか。
都市整備の観点からは、都市計画道路を確実に前進させるとともに、練馬区の悲願でもある大江戸線延伸推進事業については、前川区長の強いリーダーシップのもと、着実な実現にむけて、新たに30億円の積み増しをしました。これは極めて重要な決断であり、今後の東京都との協議を前進させていくために大きな期待を抱く予算となるのではないでしょうか。
厚生労働省は令和5年の出生数が前年比5.1%減の75万8,631人だったと発表しました。8年連続で減少し、過去最少となり、少子化に歯止めがかかっていません。令和5年の出生率は76.2万人を見込んでいましたが、想定より早く少子化が進んでいます。
そのような中で、本予算は、保育などの子育て施策が全体の3割強となっています。未来への投資としての観点からも、暮らしに直結するサービスを提供する自治体として、「子育てへの投資」は未来への投資に繋がるものです。将来に向けて有益な
投資に積極的に取組まれている姿勢を高く評価いたします。
我が会派が、これからの練馬区に向けて様々な課題提起してきたことも予算化されています。具体的には第一子からの学校給食費の無償化やヤングケアラー対策の強化(や学童クラブの障害児枠拡大)も予算化されており、これまで強く課題提起していた担い手部不足に対する取組については、高齢者も含めた雇用対策の強化や民間バス交通が減便される中、新たな地域公共交通計画の策定に取り組むことは、大変意義のある施策であると考えます。
高齢者施策については、団塊世代のすべての方が後期高齢者となる令和7年に向けて、今後も増加する高齢者を地域全体で支えていくために地域包括ケアシステムの推進が求められています。生活支援コーディネーターを地域包括支援センターに一人ずつ配置をし、生活支援体制を強化することは孤独・孤立を防ぐことに繋がります。高齢化が加速する中で、人生100年時代、元気高齢者を増やす取組として高齢者筋力向上トレーニング事業に23区初のPFSを導入し、介護予防を推進されることを高く評価いたします。
最後に、ふるさと納税について申し上げます。
ふるさと納税によって流出した練馬区の住民税は年々拡大しており、令和6年度の流出額は51億円に達すると見込んでいます。これは、特別区民税の約8%に相当し、非常に深刻な状況です。練馬区は特別区長会や都と力を合わせ、率先して国に制度の廃止を含めた、抜本的な見直しを求めていく必要があります。我が会派としても、この問題には更に力を入れて取り組んでいただきたいと強く要望いたします。
以上で、練馬区議会未来会議・都民ファーストの会・国民民主党の賛成討論といたします。
各議員の賛同を改めてお願い申し上げます。
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