2025/5/21
参政党の創憲チーム責任者として、参政党の憲法案発表を担当させていただきました。
私は3年前の10月、現代表から依頼を受けて、新憲法草案の作成に取り組んできました。
これは、今までのいくつかの常識を取り払わなければなりませんでした。
・憲法は国民の思いやアイデアを形にしたもの
・法律の専門家の難しい議論から出発するものではない
・一人一人が憲法に入れたい条文を全国の党員から集めたい
このような発想に立って、まず10人余りのメンバーで条文アイデアを出し合い、憲法案の試作をしました(一昨年5月)。
次に、全国で憲法のグループワークを開き、約1時間で憲法案をつくって模造紙で発表してもらいました(昨年1-2月)。
最後に、全国の各地域(11ブロック)から半年ほどかけて憲法案をつくり発表してもらいました(昨年12月)。
こうして全国から集めた多くの案から、できるだけ重なっている部分を中心に抜き出し、構成を組み立て、33か条にまとめました。
この中には、今までの日本の憲法学の常識にはない、アイデアもたくさんあります。
・食料の自給や環境保全など、個人の権利の前提となる具体的な「公益」を守る規定を憲法に入れる
・情報や経済的な「自立」を促し「平和」を生み出す規定を憲法に入れている
・天皇と政治家と国民の関係性を「國體(こくたい)」として憲法に明記し「政治参加」を促進する
こうした試みがどれほど成功したか分かりませんが、これは、あくまで参政党に寄せられた国民の声をまとめたものです。
国民が自由に憲法のアイデアを出してはいけないなら、今回の試みは決して許されないでしょう。
しかし、本当に国民主権で、民主主義なのであれば、国の理想や仕組みを、国民が自ら考え、一つにまとめる試みは、本当はもっと積極的に行ってもよいのではないでしょうか。
その結果出てきたアイデアを、次の3つのコンセプトにまとめました。
・國體と政治参加
・権利の基盤としての公益
・自立と平和の追求
コンセプトが先にあったのではありません。
日本人が共有したいアイデアを参政党内で出していった結果、帰納的に得られたのが、このコンセプトなのです。
食糧自給率や農業保護、外資の土地買収禁止、天皇がしらす国、などのワードは本当にたくさんいただきました。
また、もう一つ注意したいのは、これは、日本の国のあり方として方向性や理想であって、今の政治環境で今すぐ全部を達成しなければ憲法違反で許されないというものではありません。段階をふんで、一つ一つ達成していくアイデアだと思って下さい。
またさらに、まだ「構想案」の段階です。国会・内閣・裁判所のあり方など政体面ではまだ不十分な箇所があると思います。
しかしそれは、この憲法案で完全に終わりではなく、さらに良いアイデアや高みを求めて、創り続けていくものだと思っています。
このような前提のもと、参政党の憲法案(構想案)を、ぜひご一読いただけるとありがたいです。
創憲チームとして2年以上活動してくださった皆様、創憲活動にご参加・ご協力いただいた全国の皆様本当にありがとうございました。
参政党が創る新日本憲法(構想案)(参政党ウェブサイト)
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アダチ ユウジ/43歳/男
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