寺沢みさ メッセージ
テラサワ ミサ/46歳/女
生年月日 | 1978年02月22日 |
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年齢 | 46歳 |
星座 | うお座 |
出身地 | 東京都墨田区 |
13年前の離婚をきっかけに、貧困や孤立育児を経験しました。
ひとり親として育児と仕事に奮闘する中で、シングルマザーが直面する働きづらさや社会的弱者としての現実を痛感しました。また、次女の高校受験の年には父の介護・看取りが重なり、ダブルケアの厳しさも経験しました。
結婚、妊娠、出産、育児、離婚、仕事と家庭の両立、家族の介護、そして自身の老後――女性のライフステージの変化に伴う問題は、社会全体で取り組むべき課題だと強く感じました。
こうした課題の解決には、家庭や地域、社会の中での男女不平等を解消し、女性が自分らしく生きられる環境を整えることが必要不可欠です。
さらに、女性支援をしっかりと行うことは、女性自身だけでなく、男性や高齢者、こどもを含むすべての人の幸せにつながると確信しています。
こうした思いを形にするために、私は市議会議員の立場から実現することを志しました。
自分自身の経験を活かし、すべての女性が自分らしく生きられる社会の実現に向けて、これからも全力を尽くします。
【男女共同参画視点の避難所運営を考える議員連盟の設立】
市議会議員として、また防災士として、女性の視点を取り入れた避難所運営の必要性や女性防災の強化を提言してきました。令和4年6月の一般質問では、避難所における授乳室の設置について、安全性と衛生面の観点から、女性専用エリア内に設けるべきと要望。女性や子どもが安心して過ごせる環境づくりの重要性を訴えました。
さらに、地域間での連携を深めるため、議員仲間に呼びかけ、令和5年1月に「男女共同参画視点の避難所運営を考える議員連盟」を設立し、初代会長に就任しました。議連では月1回の役員定例会を行い、希望者を対象とした勉強会も定期的に実施。実践的な知見の共有や課題解決に向けた議論を続けています。
令和6年10月には、東日本大震災の被災地を巡る視察を実施。海洋建築の専門家である日本大学の教授をコーディネーターとして招き、震災から13年を経た各地の復興とまちづくりの現状を学びました。復興の現場で得た知見をもとに、災害に強く、誰もが安心できる避難所運営の実現を目指しています。
【防災士会三郷の発足】
「防災士会三郷」は、三郷市の防災士を中心に、埼玉県内の防災士や元自衛官、ボーイスカウト指導員、看護師、SL災害ボランティアネットワークのメンバーなど、多様な専門性を持つメンバーが参加する団体です。議員活動や地域での防災活動を通じて築いたご縁をきっかけに発足し、初代会長として活動を牽引しています。
この会では、市内の小学校や町会、県内大学などで、防災・減災に関する知識の普及や応急手当の技術指導を行うほか、避難所運営に関する講話も実施。地域や市民一人ひとりの防災力を向上させることを目的に、実践的かつ持続的な取り組みを展開しています。多様な視点を活かし、災害に強い地域づくりを目指しています。
【ボーイスカウト三郷市連絡協議会 会長】
ボーイスカウトの理念である、子どもたちの自発性を尊重しながら、グループ活動を通じて自主性や協調性、たくましさ、そしてリーダーシップを育む取り組みを広く発信するため、会長として広報活動を中心に携わっています。協議会の立場から、市内外で展開されるさまざまな活動に参加し、ボーイスカウトの魅力とその意義を地域の方々に伝える役割を果たしています。
【わせだ子ども食堂 食品衛生管理アドバイザー】
令和2年に発足した「わせだ子ども食堂」の初代代表を務めました。現在は友人に代表と運営全般を託し、食品衛生管理アドバイザーとして活動しています。調理師として20年以上培った知識と経験を活かし、調理場の衛生管理、安全管理、食材管理を担当。安心・安全な食事の提供を最優先に取り組んでいます。
会場であるお寺の自然豊かな境内や本堂では、訪れるママやパパが日常の忙しさから解放され、ほっとできるひとときを過ごしていただけるよう心がけています。また、子どもたちにとって学校でも家庭でもない「第3の居場所」となることを目指し、様々な体験や、多くの大人・友だちと触れ合える機会を提供する食堂づくりを進めています。
①女性が直面する課題への包括支援
女性が直面する問題は、一つのステージだけではなく、人生全体にわたって連続性があります。
そのため、結婚・出産・子育てだけではなく、離婚・DV、老後や介護など包括的に支援する仕組みづくりを目指します。
②こどもまんなか社会の実現
すべてのこどもや若者が年齢や環境に関係なく、自分らしく生きられる社会を目指します。そのために、こどもの権利を尊重し、こどもには健やかに成長できる支援を、若者には未来に希望を持てる環境づくりを進めるとともに、子育て世帯への支援を充実させ、家庭や地域全体でこどもたちを支えられる社会を目指します。
③「女性防災」「こどもを守る防災」の実現
女性の安心とこどもの未来を守る防災を中心に、すべての人が安心して暮らせる社会を目指し、高齢者や障がい者を含めた誰ひとり取り残さない包括的な防災対策を推進します。災害時に女性やこどもが直面する特有の課題に配慮し、避難所のプライバシー確保やこども専用スペースの設置、高齢者や障がい者への移動支援体制の整備など、多様なニーズに応える取り組みを進めます。
【すべての人が安心して暮らせるまち三郷市へ】
女性やこども、若者が笑顔で未来に希望を持てる社会をつくることは、男性や高齢者を含めたすべての世代の幸せにつながります。
『安心して生み育てるまち三郷』を目指し、女性が直面する課題への包括支援、若者を含むこどもまんなか社会の実現、そして『女性防災』『こどもを守る防災』『包括防災』を柱に、誰一人取り残さないまちづくりを進めてまいります。
地域の皆さんのお困りごとや気になる声をぜひお寄せください。そして、行政との架け橋として、どうぞ私を存分に活用してください。
皆さんと共に、安心と希望を持てる未来を三郷市で育んでいきたいと思います。