2026/7/30
※写真は2025年10月に佐賀県で開催された避難所運営実証実験にて段ボールベッドの組み立て作業をお手伝いしたときのものです。
発災から3日目となり、避難所には徐々に段ボールベッドが届き始める頃ではないでしょうか。
段ボールベッドが届いたら、まず設置するスペースを整理し、床のごみやほこり、目立つ汚れなどを清掃します。その際、荷物が混同・紛失しないよう、世帯ごとにまとめて目印を付けるなど、私物の管理にもご配慮ください。
その上で、避難所全体のレイアウトを決めてからベッドを設置することをご検討ください。特に体育館などの広い避難所では、一度ベッドを並べてしまうと、後から動線を変更することが非常に難しくなります。
レイアウトを考える際のポイントとしては、例えば次のような点が挙げられます。
① 主要な動線(通路)を確保する
まず、人や物資が通る通路を確保します。
・体育館の出入口から物資集積場所への搬入ルート
・トイレへの動線
・救護室への動線 など
現場の状況にもよりますが、搬入ルートは3m程度、その他の主要通路は1.8m程度あると、車いすの方の通行や物資搬送もしやすくなります。
② ベッドはブロックごとに配置する
隙間なくベッドを並べるのではなく、数列ごとに区切ってブロック(島)をつくり、その間に通路を設けると、物資の配布や巡回がしやすくなります。
③ 要配慮者の生活動線に配慮する
高齢者、障害者、妊産婦などの方々については、移動の負担をできるだけ少なくできるよう、医療・介護スペースやバリアフリートイレなどへのアクセスを考慮した配置をご検討ください。
一度何十台ものベッドを設置すると、後からレイアウトを変更するのは大変な作業になります。私も佐賀県での避難所運営実証実験(写真はその時のもの)に立ち会った際、専門家の方々から「最初に時間をかけてレイアウトを決めることが、その後の運営を大きく左右する」と繰り返し伺いました。
少し時間を使ってでも、最初に動線やゾーニングを確認してから設置していただければと思います。
被災者の方々も、支援者の方々も、くれぐれも無理はせず、ご自愛ください。
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#熊本地震
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