2025/7/18
近ごろ、「自分たちは正しい」「相手は間違っている」と主張し、人々を分断させる政党が増えています。
その代表的なスローガンの一つが「日本人ファースト」です。これは一見、日本人のための政治に思えますが、現実には非常に非現実的で、かえって日本人の暮らしを苦しめかねない内容です。
現在の日本は、少子高齢化による深刻な人手不足に直面しており、農業、介護、建設業など多くの現場で外国人労働者が重要な役割を果たしています。仮に「外国人排除」を徹底すれば、これらのサービスが立ち行かなくなり、結果として日本人自身が不便や苦しみに直面します。
また、特定の属性を持つ人々を「排除すべき存在」とみなす政治は、社会全体に不信感や恐怖を広げます。その結果、人々の間にあった信頼関係や助け合いの精神が損なわれ、地域社会や職場、家庭といった日常の「つながり」が壊れていきます。
こうして社会が分断されれば、困難な状況に陥ったときに支え合える仕組みが失われます。つまり、「いざというときに誰も助けてくれない社会」が生まれてしまうのです。それは、けっして日本全体の未来にとって良い選択ではありません。
本当に日本の未来を考えるなら、「敵を作って憎ませる」より、「違いを認め合って支え合う」道を選ぶべきです。多様な人々が共存し、お互いを尊重し、協力し合える社会こそが、災害や経済危機にも強い、持続可能な社会をつくる礎になります。
分断の政治は、短期的には目を引くかもしれません。しかし、大切なのは、みんなが笑顔で生きていける社会をどう築くかという未来志向です。
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ホーム>政党・政治家>くにまさ 直記 (クニマサ ナオキ)>対立と分断の政治について考える