2025/7/8
🐟🌠【童虎(どうこ)伝説】
名古屋城のてっぺんから生まれた、小さな水の守り神
名古屋城の天守阂のてっぺんには、金色に輝く2対の金鯱(しゃちほこ)が城下町を見守っています。
その金鯱は、ただの装飾ではなく、火災を嫌い、水を呼び、城を守る守り神として、天守閣の頂にまつられていました。
ある星ふる夜のこと。一線の流れ星が勢いよく天守閣の金鯱に飛び込んで、とても綺麗に光り輝いきました。(やなせたかし氏の名作『アンパンマン』と同じように)
「もっと近くで人々を見守りたい。
名古屋のまちに、やさしさと勇気を届けたい。」
金鯱のそんな願いとともに、金魝のうろこの一端がそっと落ち、その光るウロコのひと粒は、名古屋城のお堀に転がり、やがて小さな命を芽吹かせました。
その命から生まれたのは、一匹の優美な神魚。
黄金に光る背はまさに夜空の無数のお星さま、泳ぐ宝石のようです。
その神魚は尾張徳川の民から、「童虎(どうこ)様」という名前をつけられ、たいそうに奉られました。
しばらくの間、童虎様は名古屋城のお堀で健やかに過ごしておりましたが、先の戦時中、名古屋城天守閣の焼失から難を逃れるために市中に住処を移すことになります。
幾百選の旅路を経た童虎様は、尾張徳川家の在所であった東区徳川町の小さな社「須佐之男命」にたどり着き、お社の隣に住む氏子:國政(くにまさ)氏が身の回りのお世話を任されるに至ったのです。
童虎様は、今でも尾張徳川町の須佐之男命社から、そっと尾張名古屋のまちを見守っております。ぜひ、名古屋に名古屋城や徳川園へお越しになった際は、童虎様にもご参拝賜れば幸甚です。
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> 【童虎(どうこ)様】――
> 星のたましいと金魝の願いから生まれた、
> 名古屋の小さな水の守り神。
※創作話です
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