2025/5/30
政府の「第19回デジタル社会推進会議幹事会」にて、「行政の進化と革新のための生成AIの調達・利活用に係るガイドライン」が正式に決定されました。
このガイドラインは、生成AI(Generative AI)を行政の様々な業務において利活用する際の基本的な方針やリスク管理の枠組みを示すものです。デジタル庁が中心となり、経済産業省や総務省などと連携して策定されました。
近年、ChatGPTをはじめとする生成AIが急速に普及し、民間では既に業務効率化やサービス向上に活用が進んでいます。こうした動きを受けて、行政の現場でもAI活用が急務となっています。一方で、情報漏えいや誤情報の拡散など、リスクへの対処も避けては通れません。
行政機関による生成AIの調達・導入・運用における留意点の明確化
利活用を促進しつつも、リスクを適切に管理する体制の構築
国全体としての統一的な方向性を示すことで、自治体や関係機関の取組を後押し
調達時のチェックリスト:セキュリティ基準や倫理的配慮を盛り込んだ調達プロセスの明確化
利活用の場面の整理:文書作成、FAQ対応、画像生成など、生成AIの活用が有望な業務分野の提示
リスク管理の枠組み:誤情報やプライバシー漏洩の防止策、ヒューマン・イン・ザ・ループの確保
東京都では、すでに生成AIの利活用を教育現場に取り入れる先進的な取組を進めています。例えば、都立高校においては、生成AIを活用したレポート作成支援や探究学習への応用が始まっており、生徒の思考力や創造力を引き出す新たな教育手法として注目を集めています。教育現場での実践は、行政全体での活用にもつながるヒントとなるものです。
東京都のような先進事例を参考にしつつ、名古屋市でも「名古屋AI」として独自の生成AI利活用方針を策定し、行政・教育・産業支援など多分野での展開を検討すべきです。国のガイドラインを踏まえ、自治体が主体的に取り組む必要がある今こそ、名古屋市がデジタル先進都市としての一歩を踏み出す絶好の機会です。
生成AIの利活用を先駆けて導入し、普及できる都市こそが、これからの都市間競争を勝ち抜いていくと私は考えています。単に行政効率を高めるだけではなく、地域の魅力発信や人材育成、経済活性化にもつながる可能性を持つ生成AIの活用は、都市戦略の中核に据えるべきです。東京都のような先進事例を参考にしつつ、名古屋市でも「名古屋AI」として独自の生成AI利活用方針を策定し、行政・教育・産業支援など多分野での展開を検討すべきです。国のガイドラインを踏まえ、自治体が主体的に取り組む必要がある今こそ、名古屋市がデジタル先進都市としての一歩を踏み出す絶好の機会です。
このガイドラインは、単なる指針にとどまらず、実運用に向けたベースラインとして、今後の法制度整備や実証実験の土台となります。また、自治体や教育機関など幅広い公的機関がガイドラインを参考にして生成AIを導入する動きが加速することが期待されます。
生成AIは行政の効率化だけでなく、住民サービスの質の向上にもつながる可能性を持っています。リスクと向き合いつつも、前向きに活用していく姿勢が今、求められています。
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ホーム>政党・政治家>くにまさ 直記 (クニマサ ナオキ)>【政府が生成AI活用のガイドラインを決定】 2025年5月27日