2026/7/14
【7月13日視察報告】
健康福祉常任委員会で西播方面の視察をしています。
まず訪問したのは、がん患者さんやそのご家族が安心して集い、本音で語り合える居場所「はまなすの家」です。
代表の太田さんは、ご自身が白血病を経験されたことをきっかけに、退職金を投じて実家を改装し、この場所を立ち上げられました。ここでは、悩みを抱える患者さんやご家族が気軽に相談できる場が提供されているほか、抗がん剤治療による脱毛に悩む方のための手作りのケア帽子をはじめ、がん患者さんに寄り添った衣類なども製作されています。
がんは今や「ともに生きる病気」と言われる時代です。医療の充実はもちろん大切ですが、それだけでは支えきれない「心のケア」や「居場所」の存在大切です。
患者さんは時に家族にも言えない悩みを抱えます。
気軽に相談できる「はまなすの家」のような居場所が、患者さんやご家族にとって大きな力になることを改めて実感しました。
続いて視察したのは、動物愛護センター龍野支所です。
ここは、さまざまな事情で保護された犬や猫、迷子になった動物たちが、新しい家族との出会いを待つ場所でもあります。うれしいことに、この日はケージは閑散としており、小さな子猫が数匹いるだけで、その子たちも近日中に里親のもとへ迎えられることが決まっているとのことでした。
犬や猫の殺処分数は順調に減少しており、兵庫県内の平成16年度に約11,600頭だった殺処分数は、令和5年度には約500頭にまで減少しています。現場で日々尽力されている職員さんの努力に敬意を表するとともに、引き続き「殺処分ゼロ」の実現に向けて取り組みが進むことを期待しています。
また、この施設では猫の屋内飼養を推奨しており、モデル猫の「エルサ」と「アナ」がその大切さを伝える役割を担っています。職員の皆さんやボランティアの方々は、一頭一頭に愛情を注ぎながら、命をつなぐために日々尽力されていました。
「ペットを飼う」ということは、一つの命を最後まで預かる責任を持つということ。その責任の重さと、命の尊さを改めて考えさせられました。今後は保護動物への医療支援や里親とのマッチングなど、行政として果たすべき役割もさらに重要になっていくと感じています。
人も動物も、かけがえのない命です。誰もが安心して暮らせる地域、そして命に優しい兵庫県を目指して、これからも現場の声を大切にしながら取り組んでまいります。





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