コスギ タカヒロ/46歳/男
2023/5/26
2023/5/19
2023/5/16
生年月日 | 1976年10月16日 |
---|---|
年齢 | 46歳 |
星座 | てんびん座 |
大学時代にボランティア活動を通じて障害のある方々と出会い、障害者福祉をライフワークとすることを決意。大学院在学中に、障害の有無に関わらず、誰もがやりたいことに挑戦できる社会を目指して、NPO法人WELnetさんだを設立する。以来、障害のある方の支援活動に従事してきたが、民間の立場からではどうすることもできない様々な制度上の限界を感じるようになる。政治の世界からの働きかけの重要性を強く認識し、立候補した。
【シビックプライドの醸成!】
今後、日本の人口は減少していきます。三田も例外ではありません。人口減少を食い止めるためには、医療、福祉、子育て支援の充実や住環境の改善が大切なのは大前提ですが、それと同時に、「三田に住んでいる人たちは楽しそう!」「三田に住んだらワクワクしそう!」というような生活に希望が感じられるまちであることが大切だと思います。そのためには、市民のシビックプライドを醸成し、市民が自ら進んで、楽しみながらまちづくりに参加できる社会を目指すべきだと考えます。
【産業の育成と地域循環型経済の確立!】
三田の産業は、大手自動車メーカーの関連工場をはじめ、テクノパーク、第2テクノパークに多くの最先端工場があり、第2次産業(製造業)がその中心を占めています。しかし、第2テクノパークはすでに完売し、新たな工場の誘致は簡単には進まない状況です。今後、三田の産業を発展させるためには、サテライトオフィスのようなリモートワークのしやすい環境や、若者や定年後のシニアの方が起業しやすい環境を整えていく必要があると考えます。
また、三田の大きな魅力である豊かな自然環境を活かし、アウトドアや農業体験のようなエコロジーなマイクロツーリズム(移動時間が概ね1時間以内の旅行)の普及を進めるとともに、農畜産物や再生可能エネルギー(木質バイオマス等)の地産地消を進めることにより、阪神地域での循環型経済の確立を目指すべきだと考えます。環境省の進めている地域循環共生圏構想では、地域内で人と資源が循環することで、環境保全と経済発展の両立を目指しています。三田市としてもこの構想に積極的に参加していくべきだと考えます。
【子育て支援とひきこもり支援の拡充!】
三田の将来を考えると、やはり子育て支援の充実は欠かせません。三田で子育てをした世代は、子育てを終えてもそのまま三田に住み続ける方が多く、また三田で生まれ育った子ども達は、いずれ親世代となった際に、子育てするために三田に帰ってくることが期待できます。人口減少を食い止めるためにも、宿泊型の産後ケアや病児保育の拡充等、子育て支援の充実は最重要課題と考えます。
また、8050問題と呼ばれるひきこもり問題(80代の親が50代のひきこもりの子を支えている状態)は、三田でも深刻な課題です。全国的に約1%の方が広義のひきこもり状態(どこにも所属せず、コンビニ等の買い物以外の外出をしない状態)にあると言われており、三田市の人口約11万人に対して約1,100人の方が該当することになります。今後さらに増加していくと予想され、三田市においても、早急な対策を講じる必要があると考えます。
新型コロナウィルス感染症の影響や急速な少子高齢化に伴う人口減少により、これまで当たり前であった生活を維持していくことすら難しい世の中となっていきます。長期的な視点と総合的な視点で課題を分析し、理想とする未来を描きながら、現実的な政策を立案していかなければなりません。
私は関西学院大学総合政策学部で政策を学び、NPO活動を通して市民の立場で活動することの大切さを学びました。大学で学んだ「政策立案力」とNPOで培った「市民力」で、三田の未来を切り拓き、誰もが幸せを実感できる社会を築いてまいります。