選挙ドットコム

おおさか 佳巨 ブログ

林業は誰が支える? 〜郡山の森と地域経済の関係〜

2025/7/31

福島県郡山市には、豊かな森林資源があります。その森林を守り育てていくことは、CO₂吸収源としての役割はもちろん、土砂災害の防止、水源涵養、生物多様性の保全、さらには地域の経済や雇用にもつながる重要なテーマです。

では、郡山市ではどんな「支援体制」が構築されているのでしょうか?

郡山市の林業で見えてきた実情を、わかりやすく解説していきます。

 現状の支援策とは?

林業の担い手不足や高齢化が進む中、郡山市では以下のような支援を行っています。

1. 【郡山市森林整備支援事業】

  • 間伐などの作業経費の一部助成
  • 作業道の開設支援
  • ドローンなどスマート林業の導入補助(検討段階)

2. 【県・国の事業との連携】

  • 「森林環境譲与税」を活用した間伐事業
  • 森林経営管理制度との連携(委託や仲介)

これらの事業は、市単独というよりも、県や国の補助制度と連動させながら、森林所有者や林業事業者の負担を軽減する狙いがあります。

 担い手不足は深刻。どうする?

郡山市議会でも「林業の担い手が減っている」という課題が繰り返し指摘されました。

特に次の点が問題です。

  • 林業就業者の高齢化
  • 若者の就業希望者の少なさ
  • 小規模所有者が多く、効率的な経営が難しい

🔍 ここで求められる対策

  • 林業体験や森林教育の充実(小・中・高での森林学習)
  • 移住者・副業希望者向けの研修制度
  • 「林業版インターンシップ」のような制度の創設

 

 森林と再生可能エネルギーの接点

今後、郡山市が注力すべき視点として、森林資源のエネルギー利用(バイオマス発電や薪ボイラー)があります。

  • 森林資源の利活用=間伐材や廃材のエネルギー転用
  • 地域の公共施設での木質バイオマスボイラー導入
  • エネルギーと雇用、森林整備を一体化する政策パッケージ

これにより、間伐のコストをエネルギー収益で賄う「循環型モデル」が可能になります。

🌲木の価値でお金をつくる? 国産材×減価する地域通貨のアイデア

【背景】

郡山市は森林率が約43%。阿武隈の山々を背にしており、スギ・ヒノキを中心とした人工林の資源量も豊富です。しかし、林業の担い手不足、木材価格の低迷、搬出コストの高さといった課題から「使われない木」が山に放置されている現状があります。

そこで着目すべきは、「木材=地域のストック価値」を見える化し、地域内で循環させる手段としての地域通貨です。

 

「木(Tree)通貨」構想:木材とリンクした減価型地域通貨

💡仕組み概要

  1. 地元産木材(間伐材1㎥)を預けることで、地域通貨「Tree(ツリー)」を発行
  2. 「Tree」は郡山市内の加盟店(大工、家具屋、飲食店など)で使用できる
  3. 通貨は月33%ずつ減価(使わないと目減り)することで、流通を促進
  4. 使用された「Tree」は、森林整備事業や木育活動に再投資

 

🌳たとえばこんな流れ

  1. 林業者Aさんが、杉の間伐材10㎥を指定倉庫に提供
  2. 郡山市林業協同組合が査定し、価値に応じて「Tree通貨」10,000Treeを発行
  3. AさんはTreeで、地元のチェーンソー屋さんで新しい機械を購入
  4. 店側は、Treeを使って家具職人に地元材の椅子を発注
  5. 使われるごとにTreeは33%ずつ減価し、三か月後にはほぼ流通している状態に

メリット

  • 林業者に直接利益が入る:木を出せば即通貨が手に入る
  • 在庫の木が地域資産として活用:山の価値が「見える化」される
  • 流通促進で地元経済がまわる:減価によって使わざるを得ない
  • 地域独自の「木のブランド」ができる:福島・郡山産木材の価値向上

 

制度設計のポイント

項目 内容
通貨名称 Tree(ツリー)または「木のめぐり券」など
発行主体 郡山市+森林組合+信頼できる地域金融機関
保管・担保 木材倉庫(協同組合管理)、市の公的補償制度
使用先 工務店、家具職人、道の駅、飲食店など
減価率 月33%減価で地域内消費を促す
再投資 木育、林道整備、再造林などへ使用分を還元

 

🔄「おむすび通貨」×「木」:自然の価値をお金に変える

愛知県豊田市のおむすび通貨では「お米」を通貨の裏付けにしました。郡山市では「木材」という、もっと長期的・蓄積型の自然資源を通貨にすることで、より持続可能な地域内循環が可能です。

  • おむすび通貨 → 短期消費型(お米)🍚
  • 木(Tree)通貨 → 長期蓄積型+地域整備型(木材)🌳

 

🌍脱炭素・SDGsとも相性抜群

  • 地元材利用の促進=CO₂削減
  • 林業の収益性向上=地方創生
  • 減価型通貨=地産地消×経済循環

 

地域に眠る「資源」に通貨を与える時代へ

郡山市が今後、林業振興と経済循環を両立したいなら、「木の価値に通貨を与える」という発想は、次世代の地域経済を拓く鍵になります。

 


 

🟢 減価する地域通貨で、地産地消のまちづくりを! あさか舞で米本位経済を!

大坂 佳巨(おおさか よしきよ)    
元・拉致問題担当大臣秘書。土木技術者。    
郡山市を拠点に、「共感・調和・つながり」の政治を推進中。    
地域通貨、減価通貨、武道精神などを軸に、郡山から“風土型経済”を構想中。

2016年 参議院議員荒井広幸秘書

2025年 郡山市長選挙 立候補者

 

大坂佳巨 X(いまだに言う旧ツイッター)

 

YouTube 大坂佳巨 減価する地域通貨と食料・エネルギー自給活動

 

 

 


 

大坂佳巨LINE

 

 

この記事をシェアする

著者

おおさか 佳巨

おおさか 佳巨

選挙 郡山市長選挙 (2025/04/20) 3,820 票
選挙区

郡山市

肩書 土木技術者・元国務大臣秘書
党派・会派 無所属
その他

おおさか 佳巨さんの最新ブログ

おおさか 佳巨

オオサカ ヨシキヨ/55歳/男

おおさか 佳巨

おおさか 佳巨 トップページへ

寄付して応援する

「おおさか 佳巨」をご支援いただける方は、是非個人献金をお願い申し上げます。
※選挙ドットコム会員登録(無料)が必要です。

月別

ホーム政党・政治家おおさか 佳巨 (オオサカ ヨシキヨ)林業は誰が支える? 〜郡山の森と地域経済の関係〜

icon_arrow_b_whiteicon_arrow_r_whiteicon_arrow_t_whiteicon_calender_grayicon_email_blueicon_fbicon_fb_whiteicon_googleicon_google_whiteicon_homeicon_homepageicon_lineicon_loginicon_login2icon_password_blueicon_posticon_rankingicon_searchicon_searchicon_searchicon_searchicon_staricon_twitter_whiteicon_youtubeicon_postcode