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広島原爆の日 為政者と市民社会【一年生日記847~高槻市議会議員の日常~】8月6日(木)☀#広...

2026/8/6

広島原爆の日 為政者と市民社会
【一年生日記847~高槻市議会議員の日常~】8月6日(木)☀
#広島原爆の日 #平和宣言 #松井一實広島市長 #為政者 #市民社会 #防災軸に町づくり #大阪維新の会 #鈴木りゅういち
昭和20(1945)年8月6日午前8時15分。広島市中心部の相生橋を標的に落とされたウラン型原子爆弾「リトルボーイ」は、その上空600㍍で炸裂し、秒速280㍍と言われる爆風と、爆心地の地表面温度3000度と言われる熱波で、半径2㌔以内の建物は崩壊し、広い範囲の市民約14万人が犠牲になりました。さらに、放出された中性子線やガンマ線といった放射線で、多くの方が今にも続く後遺障害を負っています。合掌。

今年のこの日の平和式典で、広島市の松井一實市長は、約8分間にわたり平和宣言を読み上げました。

「世界中で不信の連鎖が進み、欲望がむき出しになっていた第二次世界大戦の時代に回帰してしまいます。核兵器の非人道性を軽視し、自国の繁栄のための武力行使を認めることは、暴力を伴う報復の連鎖を許容し、第三のヒロシマ・ナガサキを作り出すことになりかねません」

このような怒りにも似た強いメッセージが発せられました。

「為政者」と「市民社会」
私が気になったのは、松井市長がこの二つのキーワードを繰り返し使っていたことです。

為政者とは、国や地域などで実際に政治を行い、権力や実権を握って政策を動かす立場の人のこと。宣言の中では名指しすらしませんでしたが、大国の指導者のことを指しているのでしょう。

「多くの為政者は現実的な対応として核抑止力に依存し続け、暴力を肯定する国際社会が出現し、核兵器のない世界は遠のくばかりです」
「世界の為政者の皆さん。市民社会は一日も早い核兵器廃絶を願っています。いったい、いつまで失望させ続けるのですか」

唯一、日本国に対しては「日本国憲法が掲げる崇高な理想を深く自覚し(中略)、核兵器禁止条約の再検討会議にオブザーバー参加し、そして、一刻も早く締約国となっていただきたい」としました。

「為政者」という言葉が使われたのは8回でした。

一方、「市民社会」は4回でしたが、為政者とは違い、これまでの取り組みへの賛辞と未来への希望に絡めて使われていました。
「被爆者の声や被爆者の思いを伝承する活動に鼓舞され、核兵器廃絶と平和を願う行動の輪を、国境を越え世代を超えて広げてきました」
「改めて市民社会に呼び掛けます。世界中の皆さん、被爆者の切実な思いが込められた『ヒロシマの心』を胸に、共に行動することで世界を変えていきましょう」

若者への提案もありました。
「価値観の異なる人々との国境を越えた交流を深めてください。そうすることで、嬉しさや楽しさ、夢や希望を共有することができます」
「お互いを認め合う平和文化を世界中に根付かせ、核兵器廃絶を国際社会の常識にすることにより、為政者が核抑止力に依存することを認めない環境づくりにつながります」と。

本来、「市民社会」のために活動すべき「為政者」が、このようにその言葉が対立的に使われていることに、今の世界の実相を表しているのだと、為政者未満の政治家の端くれとして悲しく、そして、襟を正さねばならないと感じました。

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著者

鈴木 りゅういち

鈴木 りゅういち

選挙 高槻市議会議員選挙 (2023/04/23) [当選] 2,722 票
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肩書 高槻市議会議員(1期目)
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