2025大阪・関西万博の「大阪市民1人当たり1万9000円負担」は正しいか
2023/11/17
フジタ アキラ/43歳/男
| 生年月日 | 1981年12月23日 |
|---|---|
| 年齢 | 43歳 |
| 星座 | やぎ座 |
| 出身地 | 大阪市港区 |
| 好きな食べ物 | ハッピーターンと肉。セロリ。 |
| 好きな本、漫画、雑誌 | 【実用書・自己啓発本】 マリオ・M・モンテッソーリ『人間の傾向性とモンテッソーリ教育』 福田誠治『フィンランドはもう「学力」の先を行っている』 堀真一郎『新装版 きのくに子どもの村の教育』 西任暁子『「ひらがな」で話す技術』 林健太郎『否定しない習慣』 武田友紀『「繊細さん」の本』ほか/ 【小説】 村上春樹『レキシントンの幽霊』 蓮見圭一『水曜の朝、午前三時』 小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』 江國香織『神様のボート』ほか/ 【漫画】 尾田栄一郎『ワンピース』 古舘春一『ハイキュー』/ 【雑誌】 集英社『週刊少年ジャンプ』 CCCメディアハウス『Pen』/ |
私は普通の家庭に生まれ、他の子ども達と同じように公立の小中学校に通い、就職活動を経て一般企業に就職しました。失われた30年とも言われる平成の時代に育ち、リーマンショックで多くの企業が倒産するのを目の当たりにしながら、何もできない自分自身に対して言い訳するように「政治がちゃんとしていないから」とテレビの前で文句を言ってきました。
そんな自分に対して「政治がおかしいと思うなら、自分が政治家になって変えるしかない」と、強烈なメッセージを投げかけてくれたのが当時の知事だった橋下徹さんでした。もちろんそれは、テレビを通じて広く一般にオンエアーされたメッセージでしたが、なぜか自分に向けて言われた様な気がした「勘違い」が、私、藤田あきらが政治家としての人生をスタートさせるきっかけとなりました。
そして今、その同じメッセージに共感して集まった仲間達と共に、大阪の未来を創る仕事に全力を注いでいます。
質の高い議論をするために、現場を知り、その分野に精通する皆さんから学ぶことは欠かせません。
一方で、議論だけでは動かせない現実もあります。「政治は数」と言われる世界で、大阪を成長させ、日本を改革するために議場を飛び出して幅広く活動しています。
議員として少しでも街やそこに住む人の暮らしを良くするために、常に新しい知識を入れていくことは重要です。これまでの議員活動の中で、大学教授や民間企業の第一線で働く人たちにご縁を頂き、専門的な知見や、現場の実情などについて意見交換をさせて頂いてきました。
有識者の皆さんとの交流は、人からのご縁であることも多いですし、必要であれば書籍などから知識を得たのちに直接著者の方に連絡を取らせていただくこともあります。
例えば平成27年には、名古屋大学の内田教授(学校事故の調査が専門で、近年ではブラック校則などの研究で有名)との意見交換を経て、子どもたちに障がいが残るような大事故をおこしていた小中学校での組み立て体操の過激な技の制限(ピラミッド、タワーの高さ制限)を全国で初めて実施させて頂きました。
大阪大学の吉川教授(社会学)との交流では、非大卒の特に男性に対する社会的・経済的な支援の欠落が社会全体に及ぼすマイナス効果について互いの意見を深めることができました。この視点は、現在私が進めている教育の多様化プロジェクトに引き継がれ、みんなが大卒を目指すいわばエリート社会のような社会を理想とするのではなく、ひとりひとりが自分のやりたいことで輝ける多様性社会の実現に向けて議論を進めています。
企業の第一線で活躍している皆さんからは主に経済政策について意見交換をさせていただいています。大阪を国際金融都市に成長させるというミッションのもと、外資系投資会社の皆さんとも意見交換や勉強会を重ね、保険や証券、先物などの旧来の金融商品だけに限らず、オフィスやレジデンスなどの不動産投資を金融商材として扱う投資市場の直近の動向についても把握を続け、行政との関わり方について双方の立場から研究を深めています。
大阪で新しい産業を立ち上げるためのスタートアップの取り組みでも、多くの在阪、在京の起業家や投資家の皆さんと交流をさせて頂き、大阪の強み(行政の取り組みが前向きで協力的)や弱み(大阪を拠点にするVCが少なく、資本力が弱い)について分析を深め、次の政策立案に繋げています。
そのほかにも議員という立場を通じて本当に多くの有識者の方と交流を持たせていただき、仕事以上の友人と呼べる関係になって頂ける方も増えました。そうした頼もしい仲間たちから、時に厳しく、時に鋭い率直な意見ももらいながら、私自身も次なる大阪の飛躍に向けて活躍のフィールドを広げています。
住民の皆様との直接のコミュニケーションは、いつも新しい発見に溢れていて、新たに必要な政策のヒントを貰えたり、自分のこれまでの仕事が本当に住民の皆さんの役に立っているのかを検証するための重要な機会となっています。大阪市という大都市(政令市)の市議は本当に扱う仕事が多岐に渡るので市役所で仕事をしている時間も長くなりますが、できる限り時間を作って地域の皆さまと意見交換をさせて頂いています。
住民の皆様の生の声は、大阪を豊かにするためのヒントが詰め込まれた貴重な教材です。街中で住民の皆様から聞く話は、役所で聞くような理路整然とした話ばかりではありませんし、ビジネスの場で交わされるような具体的な獲得目標があるような話でないこともしばしばです。でも、「とにかく腹が立つ」とか「心配だ」とか「何もないけど聞いてほしい」という声こそ、人間が生活していく上でのとても重要なヒントだと思って取り組んでいます。
例えば、大阪市港区の三十軒堀という堀(川)に建設用の台船がいくつも係留されている現状があり、これが高潮の際に堤防に衝突したら街に水が溢れるのではないかと心配される声がありました。
当初港湾局は、係留場所が水門の内側であるため高潮の影響は受けませんという説明の一点張りでしたが、台風や高潮、津波などの際にもし万が一水門が閉まらなければどうなるのかという住民の不安には「大丈夫です、そういうことにはなりません」という回答だけでは十分に答えられているとは言えないと感じました。水上の係留については車のように駐車禁止などの概念もなく、法律的にも取り締まる根拠がないこともあり、この問題は解決までにかなりの時間を要しましたが、台船業者の方と繰り返し対話させて頂く中で、業者の方の協力により堤防から離れた場所に係船柱を建てて係留してもらうことができました。
このほかにも、ゴミの不法投棄の問題や、危険な歩道の改善、地域の特産品のPRについてや、学校での指導のあり方などなど、日々たくさんの相談を受けています。もちろん、人の感じ方は人それぞれなので、声の大きい人が言ったことがそのまま通る社会になってしまっては公平性が失われてしまいます。そのため、多くの場合行政は客観的な基準に沿って運営されています。ただ、一方で行政の側も「基準の範囲内であれば問題ない」と思考停止してしまうことがあります。時代と共に環境も変化し、それに合わせて人の感じ方も変化していきますので「最近よく聞く声」があるとしたら、もしかしたら今の基準が住民の生活実態に合っていないのかもしれません。
『安心して暮らせる』という感覚は、物差しで測ることが難しい価値ですが、住民が豊かで幸せに生活する上で欠かせない要素です。ここで紹介した例はほんの一部ですが、今後も住民の声に敏感であり続けることで、一人でも多くの方が納得し、安心して暮らせる環境が守られるよう、条例の整備や基準の改定についても積極的に進めていきたいと思います。