2026/7/23
氷見市議会議員の萬谷です。
今日は氷見市の観光、特にサイクルツーリズムについて考えてみたいと思います。
6月議会の一般質問で、私は「氷見市はサイクリストの聖地を目指す考えはあるのか」と質問しました。
これに対し市長からは、海越しの立山連峰をはじめとする豊かな自然や食の魅力を発信するツールとしてサイクルツーリズムは大変意義があり、自転車愛好家の受け入れ態勢の充実を図っていきたいとの答弁がありました。

なぜ今、サイクルツーリズムなのでしょうか。
それは人口減少が進む中、交流人口や関係人口を増やし、地域経済を活性化するためです。
一度訪れた方が「また氷見に観光に来たい」と思い、やがて氷見のファンになってくれる。
サイクルツーリズムには、そんな大きな可能性があります。
しかも今、氷見市の観光には追い風が吹いています。

今年5月には国の第三次自転車活用推進計画が策定され、自転車は観光や健康、脱炭素、地方創生を支える重要な存在として位置付けられました。
さらに、氷見の沿岸道路はナショナルルート「富山湾岸サイクリングコース」の一部になっています。
そしてこの夏には、「いしかわ里山里海サイクリングルート」もナショナルルートに指定される予定です。
まさに氷見市は二つのナショナルルートを結ぶ結節点となりつつあります。
しかし、「景色が良い」だけで聖地になれるほど甘くありません。
野球で言えば、四番バッターだけいても試合には勝てないのと同じです(笑)。
現在の課題として、宿泊施設にサイクルポート(自転車置き場)が少ないこと、自転車を載せられる列車の運行など二次交通との連携、そして市民全体の機運醸成などがあります。
せっかく絶景を楽しみに来てくださったサイクリストが、「自転車をどこに置こう?」と困ってしまってはもったいありません。
だからこそ、富山県と連携しながら、宿泊施設や休憩施設の充実、自転車と公共交通を組み合わせた利便性の向上など、まずは基礎的な環境整備を進めていくことが重要です。
サイクリストの聖地とは、看板を立てれば完成するものではありません。
地域全体でサイクリストを温かく迎え、安心して楽しめる環境を積み重ねた先に生まれるものだと思います。
それでは今日はこのへんで。
自転車もまちづくりも、急いでペダルを踏みすぎると息切れします。
まずは無理をせず、みんなで力を合わせながら、氷見市を「サイクリストの聖地」に近づけていきたいものですね(笑)。
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マンタニ ダイサク/58歳/男
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