2025/10/31
岡山市カスタマーハラスメント防止条例を議論する「誰もがくらしやすい社会調査特別委員会」が23日にひらかれました。
前回開催した同委員会での議論や指摘を踏まえて、条例の骨子案を提案しました。
RSK山陽放送ニュース 岡山市議会の特別委員会でカスタマーハラスメントを防止するための条例の骨子案まとまる
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前回の素案から修正した主なポイントは、
① カスタマーハラスメントは、刑法で規定する傷害や暴行、脅迫や名誉棄損などの罪に該当しうること、そして民法で規定する不法行為に基づく損害賠償責任が生じうるという認識の下、社会全体でその防止がはかられなければならないという内容の文言を条例の「基本理念」に追加したこと。
当委員会では罰則や制裁措置について相当な議論となりましたが、罰則などを設けるとその対象となるカスハラ行為をかなり限定的に記載せざるを得なくなり、それ以外の罰則の対象とならなくとも、悪質で、就労者の就業環境を害するような行為が正当化されるという誤解が生じる恐れがあるということや罰則により顧客等が委縮し、正当な意見、要望がしづらくなること、悪質な行為は、刑事罰や不法行為等に基づく損害賠償請求などで対応できる可能性があることなどの理由から罰則や制裁措置を直接規定することはしないこととしました。一方で、
カスハラが全く罰則対象とはならないという誤解も防ぐため、カスハラが刑法の各罪や民法の損害賠償責任が生じうることを注意喚起する趣旨で①の内容を基本理念に追加しました。
② 「検討」の項に、社会状況の変化や社会の要請によっては、罰則などを設けることについても規定したこと。
③ 基本的施策の項に、「カスタマーハラスメントの防止に関する相談及び助言」を入れたこと。
今後幅広く、事業者や就業者、消費者、顧客等の相談に応じることができる体制整備への可能性を広げるものになります。被害者への支援、就業者を被害から守ろうとする事業者への支援に重点を置く条例の内容に沿ったものです。
23日の委員会審査で、条例を素案から骨子案とすることが承認されました。
今後はこの案をもって、事業者の皆さんや就業者の皆さん、消費者の皆さんや、労働法や行政法の専門家の方などに意見をいただく機会を設けます。引き続き議論を重ねながら、より良い内容にしていきたいと思います。
【お知らせ】

今年度の事業として、【~従業員が安心して働ける環境を~「企業のためのカスタマーハラスメント対策セミナー」~法律改正、その対応は…~】が開催されます。
日時:令和7年11月5日(水)14:00~15:00
場所:岡山国際交流センター2階国際会議場
第1部では、北海道のカスハラ防止条例を手掛けた一般社団法人日本ワークルール検定協会理事の「齊藤勉」先生がお話しされます。
第2部では現在の岡山市の条例制定に向けた取組状況などについて、特別委員会を代表して私からお話をさせていただきます。是非、お気軽にお越しください。
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