選挙カーを使わなくなったことについて
2025/1/19
オクムラ ナオキ/48歳/男
過去から未来へ、郷土から世界へ。大局観を持って共生社会を目指します!
肩書 | 北九州市議会議員 |
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党派 | 無所属 |
サイト |
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2025/1/19
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2024/9/14
生年月日 | 1976年10月02日 |
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年齢 | 48歳 |
星座 | てんびん座 |
出身地 | 北九州市門司区 |
■これまでの議会活動
本会議や常任委員会では、皆様からいただいた課題や全国各地で吸収した提案を自分なりに肉付けし、教育、福祉、防災、観光、農業、ICT、サブカルなど幅広い分野で、市長や行政にぶつけてきました。
毎回、いわゆる縦割り行政に横串入れることや、常識や既成概念を壊すことに力点をおいて発言してきました。
本会議34回、市長質疑22回
【取り上げられた提案の一例】
・放課後児童クラブの事務員費の大幅増額
・母子健康手帳アプリの作成
・児童養護施設退所後の自立支援
・高齢者へのスマホ活用支援
・FP相談窓口の創設
・賃貸による廃校の利活用
・「ボトルtoボトル」方式によるペットボトルの完全リサイクル
・税金納付等のキャッシュレス決済
・市による生成AIの活用
・市立美術館所蔵作品の「Google Arts & Culture」掲載
・教職員の負担軽減のためのChatGPTの試験運用
・北九州市議選に関する選挙公報の発行
・誰にとっても見やすいユニバーサルデザイン(UD)フォントの庁内使用
●世代と世代のかけ橋に〜将来へ繋ぐ3つの「送り」〜
地方議員という仕事がら、これまであらゆる世代の皆様と交わらせていただき、様々な声を聴かせていただきました。
そして、その世代間の対立や意見の違いを幾度となく目の当たりにしてきました。そして、その溝を埋めるよう微力ながら尽力してきました。
現在48歳となり、市議会議員として4期16年を務めさせていただき、一人の人間としても、職場においても、ちょうど真ん中の世代となりました。だからこそ、今後も世代を繋ぐため、3つの「送り」を実践して参ります。
・あらゆる世代が互いに尊重し合うための「恩」送り → 先人の汗と努力によって今を生きているということを次世代へ伝え、受けた「恩」を更に次の世代へと送っていける社会を作り、あらゆる世代を繋ぎます。
・同じ苦しみを繰り返さないための「憤」送り → 保育所待機、子供の医療費など直面する人は多いのに、一定期間で課題と無関係になるために世代として定着しない若年層の政治課題の「憤(怒り)」を次世代に伝えます。
・世界から尊敬されるための「徳」送り → 北九州市は古くから海外での水道事業や環境事業に多大な貢献をしています。今後も地元の強みを活かして世界へ貢献し、積んだ「徳」を次世代へと引き継ぎます。
●3つの送りを実現し、目指す社会の姿
「共生社会」 世代や地域など、あちこちで分断された社会を、時代に合った形で繋ぎなおし、無理なく適切に助け合う社会を築きます。
「公益的思考」 今だけ、自分だけ、我が町だけでなく、将来にわたって北九州市全体、日本国全体の利益を考えた政策を市民の皆様と共に考えます。
「高徳型教育」 思いやり、おもてなし、といった古来より受け継いできた日本人らしさを引き出せるように文化や言葉を大切にした教育を実現します。
『これからも引き続き行う提案』
●より便利で持続可能な地域社会に
・地域で子育て、孫育て
自治連合会長、PTA会長など、地域密着で活動してきた経験を活かして、子育て、孫育てを地域で包み込める社会を
・給食の無償化
無償化することで給食費未払いを防止し、公平性を保つ
地元の農産品を柔軟に扱える仕入れの仕組みを作る
給食の和食化で、国産品を身近にし、健康増進、食料自給率向上
・市民センターを拠点に
老若男女の利用を促し、多世代コミュニティ拠点に
避難所としての質を上げ、災害拠点に
Wi-Fi機能の強化し、日常や災害時の情報拠点に
買い物難民に品物を届ける買い物拠点に
・交通不便地域対策
利用者が予約した時点で運行する乗合い型デマンド交通やライドシェアの活用自動運転の実証実験など、最新技術の積極的な導入
・空き家対策
空き家を減らし、移住を促す古民家リノベーションの促進
・ICTの活用
「ICT(情報通信技術)」を活かした課題の解決や改善を提案します。
教育、子育て、高齢者、福祉、
防災、農業、観光、交通、商店街、
行政、議会 など × ICT
(一例)デジタル化で区役所を意識しない生活を!
今、北九州市が目指している「書かない」「待たない」「行かなくていい」区役所から、さらなるバージョンアップを提案します。
例えば・・・自宅や職場からスマホやパソコンなどで、例えば「週末に仲間とサッカーがしたい」と相談すれば、対話方式で日時、人数、住所や移動方法を答えていけば、空いている場所を予約でき、必要なら足りないメンバーや対戦相手も探してくれる。そんなサービスに繋げていくことができると考えます。
・日本語を大切に
むやみに横文字を使わず、日本語を大切にします。日本語を守ることは日本文化を守ることに繋がります。英語の技術を身に付ける前に、世界へ訴えたい主張を日本語で考えられる教育を。
・ネット上の様々な分断を防ぐ
自分と似た意見ばかりに囲まれ、それ以外を排除してしまうエコーチェンバー、フィルターバブルなどネットで生まれやすい分断を防ぐための教育や仕組みを提案し、ネットの便利さを享受しながら、振り回されない社会を作ります。
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全てはここに示せません。
これからも全国から様々な事例を学びながら、地元密着で活動して参りますので、ぜひ直接お話させてください。
★選挙カーは必要ですか?
選挙といえば選挙カーというのが、これまでの常識でした。
しかし、情報伝達手段が多様化した現代、本来候補者の政策を伝えるためであった選挙カーのあり方が問われています。
受験シーズン直前に行われる北九州市議選ですが、私自身過去に受験勉強の邪魔をされて辛かった記憶があります。
初めての選挙では、交代勤務明けで寝ていたところを起こされた、寝付いたばかりの赤ちゃんが目を覚ましてしまった、という苦情をいただき、今でも申し訳なく感じております。
「選挙カーは法律で認められているから我慢してください」とは、とても言えません。
限られた期間とはいえ、多くの候補者が朝から晩まで車を走らすことは、少なからずガソリンを消費し、CO2を排出することとなり、過度な低速運転は渋滞の原因にもなります。
首長選や国政選挙のように行政区をまたぎ、広範囲で少人数が出馬する選挙であれば事情は異なりますが、ごく限られた選挙区で多くの候補者が出馬する、しかも環境先進都市を謳う北九州市の市議選においては選挙カーを利用することに違和感を覚えました。
また、選挙カーのレンタカー代、運転手代やガソリン代は公費負担であり、原則一人の候補につき市から最大30万円強が支給され、例えば70人が立候補すると最大約2,200万円が税金から支払われます。市の予算全体からすれば僅かではありますが、選挙カーの利用を考え直す時期に来ていると感じます。
そして、何事も過去を踏襲するのではなく、常識にとらわれずに新しい形を提案したいとの思いから、自身の行動を通じて問題提起しようと考えました。
そこで私は、2期目(平成25年)の市議選からは選挙カーを使わず、終始自転車で走っています。ちなみに、走る時間帯はおおよそ10〜18時、場所は大通りや駅周辺が中心です。
自転車の良いところは、音量(そもそも小さいですが)をこまめに調整できることや、いつでも止まって多くの方と直接コミュニケーションを取れることです。実際、選挙中に初対面の方から宿題をいただくこともありました。
今後も選挙だけでなく、日常活動においても、過去の慣習に縛られず、やめるべきをやめ、新たなことには臆せず挑戦し、いつでも有権者の皆様と感覚を共にすることに心掛けて参ります。
※選挙カーの利用は権利ですので、他候補の利用を否定するつもりはありません。特に新人候補については大事なPR手段であるとも考えています。
※名前の連呼中心の選挙カー、支援者中心に配布される資料、一部の候補者しかないホームページなどでは、有権者の皆様は一律に全候補者の考えを比べ知る機会がないことを私は問題と考えました。そこで、平成29年に行われた北九州市議会議員選挙で私は、全候補の考えが全世帯に配布される「選挙公報」の実現をお約束しました。
その後、議会において議会改革協議会のメンバーに加わり、超党派の議員としっかり協議した上で、次回(令和3年)の北九州市議会議員選挙では選挙公報の発行が実現しました。有権者の皆様の判断の一助となることを願っております。
ただし、限られた紙面で伝えられる情報が限られているため、ネット上の公報をもっと自由に利用できるよう提案しています。