任期満了にともなう山口県知事選の投開票が2月4日におこなわれました。自民・公明両党が推薦する無所属で現職の村岡嗣政氏が、1期4年の実績を訴えて当選。共産・社民両党が推薦する、無所属で新人の熊野譲氏を破り再選を果たしました。投票率は過去最低の36.49%でした。
新人の熊野氏は医療・福祉優先の政策を訴え、米軍岩国基地縮小案や弾道ミサイル防衛システム「イージス・アショア」県内導入反対をあげましたが、現職の村岡氏に及ばず落選となりました。
なお、山口県知事選確定得票数は以下の通りです。
当選 村岡嗣政氏(無所属・現職)347,762票
熊野 譲氏(無所属・新人) 75,207票

村岡嗣政氏は1972年12月7日、山口県宇部市生まれで現在45歳です。山口県立宇部高等学校を卒業後、東京大学経済学部に進学します。東京大学を卒業後、1996年に自治省に入省。自治省・総務省での勤務を経て、北海道庁など地方への出向を経験し、2012年には総務省自治財政局財政課財政企画官に就任します。2014年に総務省を退官。
2014年の山口県知事選挙では、自民・公明両党の推薦を受け無所属で立候補し、得票数286,996票を得て初当選を果たしました。
村岡氏は、中小企業や農林水産業の成長を支援する「産業維新」、観光振興や海外に県の名産・特産を売り込む「大交流維新」、防災対策や医療・介護を充実させ安心できる基盤をつくる「生活維新」を「三つの維新」として政策方針に掲げました。「維新150年の節目に政策を進め、希望が持てる県の実現のため全身全霊で取り組みたい」と意欲を見せています。
1期目の実績としては企業誘致や山口宇部空港発の国際定期便などを挙げています。「どこでもトーク」を県内各地で開催し、人口減少問題や地域の課題を直接県民から聞いたことが企業誘致や観光振興につながったとし、「県の潜在力を伸ばす環境が整いつつある。県民の声を次の4年間の取り組みにも反映させたい」と述べました。
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