前回の記事では、第24回参議院選挙のネット選挙の全体的な傾向をお伝えいたしましたが、今回はホームページの動向を中心にレポートしてまいりたいと思います。
参考記事:当選者の9割がホームページとFacebookを活用|第24回参議院選挙のネット選挙動向レポート(1)

立候補した389人のうち、ホームページを持っていたのは78%(304人)。これは2014年12月に行われた衆議院選挙でも同様の率で、大きく増えているわけでは無いことを示しました。
そのうち、当選者だけに絞り込んで集計すると、121人いる当選者のうち、ホームページを持ちネット上でもアピールをしたのは、98%(119人)と、ほぼ完備している状況であり、さらに独自ドメインを取得し、アクセスされやすいように気を配っている様子もうかがます。
当選したほとんどの候補者がポスターやビラなどに、ホームページの存在をつたえるべくドメインや検索方法などを書いていたのも印象深いのですが、手に取った有権者がスマートフォンで視聴する可能性が高いにも関わらず、スマホ用に最適化している人は63%(76人)とやや落ち込んでおり、技術的な事情なのかもしれないが、ぜひとも対応してほしい点です。
党別に、ホームページの保有状況を見ていくと、自民党や民進党など多くの候補者を擁立している中、ホームページを完備しており、義務付けているような印象です。公明党は、24人の候補者のうち13人がホームページを保有していますが、これは計算通りで、絶対に当選させたい13人の候補者には、ホームページやSNSなど、力を入れている様子でした。
勝つ政治家.comでは、候補者のホームページを採点し10段階で評価しているのですが、一定の評価基準を満たしているのも公明党であり、候補者にホームページのレギュレーションを共有していることが想像できます。
同じようなスタンスで作られている、いくつか候補者のホームページをピックアップしますが、スマートフォン最適化、読みやすくわかりやすい設計など、ホームページを訪れる有権者へアピールを充実させています。
評価基準の一部を紹介しますと、
スマートフォン最適化/サイトレスポンス(速度)/ソースコード評価/ユーザービリティ評価/ファーストビュー評価/プロフィールの掲載/SNSへの導線/アクションの要請/コンテンツの充実/ビジュアルデザインの評価 など、コンサルタントによるヒューリスティック調査を実施し、複数の項目からジャッジしています。
政治家、政治関係者の方は、ネット上の自分の顔でありプラットフォームとなるホームページをぜひ充実し、有権者により良いアピールを実施してもらいたいと思います。この記事では簡単な傾向をお伝えしましたが、候補者のホームページに必要な要素、より好印象を与えるためのデザイン、わかりやすく使いやすい設計など、知りたい方はぜひお問い合わせください。
※本記事は「勝つ政治家.cm」の8月22日の記事の転載となります。オリジナル記事をご覧になりたい方はこちらからご確認ください。
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