最注目ポストは財務相?9月中旬の内閣改造が浮上!注目人事をW政治記者が大予想

2026/08/13

TOPページピックアップ記事

政党

政治家

選挙ドットコム編集部

2026年8月12日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、次の内閣改造について取り上げ、産経新聞編集長の水内茂幸記者と政治ジャーナリストの今野忍記者の政治記者コンビが自民党と閣僚の人事を大予想!長引く物価高の中で、秋の臨時国会での消費税減税の議論や、内閣支持率の動向、来年の総裁選も見据えた思惑について紐解きます。

今野記者:今日の本題は内閣改造の予想です。(中略)まず時期から聞いてみましょう。8月中にもという話もありましたけれど、熊本の地震もあり、8月中は震災対応に専念する、人事やってる場合じゃないよねと。

水内記者:そうそう。実は予想ではなくて、何人かの自民党幹部に聞いてきたんですよ。そうすると、お盆終わった後の8月終わりくらいにやるんじゃないかみたいな人もいたけれども、9月の半ばぐらいじゃないかという人が結構いた。というか、そっちの声の方が直近だとすごく多くなっていた。というのも、熊本の地震があって、今政府で熊本地震の対策のスキームをまとめていて、これが8月の終わりぐらいになると言われています。加えて、エネルギー関係の結構大きなまとめみたいなものもやってるみたいなので、こういうのも8月終わりぐらいにある。さらに言うと、政権でも結構気にしていたのは沖縄県知事選。(中略)投開票が9月13日になるので、やっぱりそれが終わった後なのかなっていう風になると、9月の半ばぐらいという線が今浮上してきています。(中略)

高市さんの気持ちからすると本音では早く改造したいと思っていると思うんですよ。それはなぜかと言うと、臨時国会はなるべく多くの時間を取りたいと思っているはずです。今度の秋の臨時国会見ると、消費税の法案があるでしょ。僕はこれを確実に通さないと、政権が潰れると思うんですよ。参議院もこんな(少数与党の)状況なので、60日ルールというのを今度こそちゃんとやれるような状況で時間もすごく取りたいんだと思います。加えて、どういう形になるか分からないけど、衆議院の定数削減法案だって秋の臨時国会で必ずやると、この前遠藤敬さん(日本維新の会国対委員長・首相補佐官)が言ってました。

今野記者:俺もこないだ政権幹部から「必ずやる」って言われたわ。本当かな?しかも、前回は出すのが遅くて失敗したから、今回は最初に出すとか意味分からないこと言ってたよ。そうしたら他が全て止まりますよ。大丈夫ですか、と思ったんだけど、結構まだやろうとしているよね。

定数削減法案って僕、「魔法の法案」って言っているんですよ。あんだけ仲の悪い野党が一つにまとまる唯一の法案だから。

水内記者:反対でまとまるんだよね。

今野記者:(中道改革連合の)小川淳也さんと榛葉賀津也さんが同じ船に乗れるという唯一の魔法の杖。だってあの法案に賛成して比例が40減らされると、国民民主党や参政党は壊滅的に負けるだろう。

水内記者:中道だってこの今の状況だとなかなか厳しいと思うな。

今野記者:中道は色んな意味で厳しいけどな。支持率だってもう2%切っちゃったでしょ。

水内記者:(中略)これを9月の国勢調査の確定値が出た時に、それをもって衆議院選挙制度の協議会でやるみたいなことは言っているけども、いずれにせよその二つの大きなものがあって、60日ルールをとるとなると、臨時国会は12月に終わりの予算編成の時があるじゃないですか。そこから逆算していくと10月。でも、いろんな意味も含めていきなりやれるわけではないので、10月でもある程度早い段階で多分国会を開きたいと思うのね。新任の閣僚が勉強する時間もいるだろうし。そう考えていくと、9月の本当はなるべく早い時に改造したいなと。

今野記者:沖縄知事選をどこまで考慮するかということにもよるけどね。知事選を待っちゃうと、どんなに早くても9月の終わり、下手したら10月の頭。2カ月ルールを使うとなると、12月中旬ぐらいまでにやらなきゃいけない。その後の予算編成なり税制大綱なりを色々やる年末のスケジュールにも支障をきたすから。もう少し早めると思うけどな。どうですかね。幹事長人事が一つ焦点ですよね。

MC水内記者:僕も最初は萩生田(光一)幹事長になるかと思ってたんだけども、僕はちょっとそこが方向が変わってきてんじゃないかなという風に思う。やっぱり鈴木(俊一)さんの続投という芽も少しあるのかなという感じもやや思ってきています。というのも、国会会期末のところで高市政権としてはダメージを受けるようなことがあったかと思います。60日ルールをやろうとして撤回した時のハレーションも大きかった。

あと、消費税をこれから通すでしょう。麻生(太郎)さんは本当は反対だけれども総理が言うならば納得するって言い方をしていたでしょう。これ以上政局で亀裂を深めるというのは、なかなか今のこの中でだんだん得策ではないという気持ちは少しずつ出てきているのかなという気はややします。

今野記者:そう、鈴木さんって月並みな言い方をすると良い人だからさ。別にそんな敵も作らないし。今後まだ国民民主党との関係も当面はそんなに良くはならないだろうけど、鈴木さんなら決定的に悪くもならないじゃん。高市さんがどこまで評価していたかは別として残留の可能性はあるよね。僕なら鈴木さんと萩生田さんでフィフティ・フィフティぐらいと思うな。変えるなら萩生田さんかなって感じはしますよね。

水内記者:そうですね。変えるなら萩生田さんしかないなっていう感じがあるけど。

今野記者:そうすると、党内では副総裁に麻生さんは残留するとして、政調会長はコバタカ(小林鷹之)さん?

水内記者:ここがもう一つの焦点です。官邸系の人に聞くと、総理は割とは重要閣僚に小林さんを引き抜きたい気持ちがあると聞きます。経済安全保障もそうだけれ、今ようやく成長戦略を作ってこれからやっていくところでしょう。割とコバタカさんの元に集まった「コバタカ軍団」みたいな人たち、鈴木英敬さんや塩崎彰久さんもそうだし、大野敬太郎さんもそうだし、非常にうまく回っているので彼らもうまく使いたいみたいな気持ちもやっぱりあったりするので、重要閣僚にという話が出ています。

それがどこのポジションになるのかよく分からないけれども、他方で小林さんというのは何か高市さんが結構リーダーシップのすごく強い総理なので、逆に言うと進みすぎる時もあるでしょう。小林さんは週に1回は必ず時間を取って、「これじゃあ党内は持たないのでここだけは削ってください」とか「これはダメですよ」とか結構きつめなことも割とはっきり言う。今の高市政権の中で割とはっきり言う人ってすごい今少ないんだけども、数少ない1人だっていうのはあります。今の政調会長というポジションというのは、政調をまとめながらそういうことを言う役目でもあるので、ここでや残留も言えるという部分もあります。この特別国会の時に国会対策がワイワイ言われたけれども、今聞くと割と政調の人たちが国対の会議かなんかに一緒に入って補完していたみたいな話も聞きます。国対会議に政調も入っていた仕組みを崩したくないというのもあるかもしれないんだけども、聞いていると、閣内に入れたいのかなという感じです。

今野記者:それはもう来年の総裁選を見てもそうですよ。来年、総裁選があることを考えれば、小林さんを野に放っておくより閣内に取り込んだ方が良いということで、どこかしらのポストに入れるんじゃないかなと。

あと、簡単に言っちゃうと、高市さんは政調会長をもう少し自分の言うことを聞く人にしたいと思う。それ誰かって言ったら、僕は城内実さんを一つの選択肢として挙げた。要は政策にこだわりが強い人で、政調会長は自分もやっていたし、もうちょっと自分の連絡役じゃないけど、党とのコミュニケーションが良くないと言われているこの政権だから、政調会長はこだわりのポイントとして、誰かもうちょっと自分の連絡がつきやすい人。だから城内さんぐらいしか思い浮かばないんだよな。

水内記者:連絡がつきやすくて、心も許せるとなると実は少ない。

今野記者:まあ他の優秀な人いっぱいいるから、誰か他の人になる可能性もあるけどね。

水内記者:去年総裁選に出た残り3人の小泉進次郎さん、茂木敏充さん、林芳正さんはどうですか。

今野記者:僕は外務大臣・防衛大臣を残留で予想した。だから林さんだけ変わるだろうなと。

水内記者:なるほどね。俺もちょっとそうかな。

今野記者:色々緊迫している中で、外・防はそもそも1年でコロコロ変えちゃいけないよ。世界の首脳と外務大臣と茂木さんはやっているし、小泉さんもインドネシアとかフィリピンとか行って護衛艦の武器輸出をやっている。アメリカを専門にしている人がみても、防衛大臣今よくやっていて、東南アジアとの関係とかやっぱりASEANが日本にとっては死活的に大事だから、そういうところもちゃんとやってるからっていう評価をしている人がいます

水内記者:あとは、年末に安保3文書の改定の前倒しもあるから。

今野記者:そうですね。文章とか役所ベースで作るからまだ百歩譲って良いんですけど、僕が見るのは、今防衛大臣も外交する時代だから。防衛大臣が作った人脈をまたゼロから「初めまして」の人にしちゃうのかどうか問題でしょうね。

水内記者:(アメリカの)ヘグセス国防長官ともすごく仲良いですしね。個人的に作ってきているというか。まさにそんな感じだと。茂木さんもぐるぐる海外回って関係作ってきました。

今野記者:だから、茂木さんは難しいね。小泉さんとか小林さんは、もし高市さんが次総裁選出るんであれば、閣内に入っていたら支えますになっちゃって、出られないじゃないですか。でも、年齢を考えれば了とすることは一つあると思う。茂木さんはもう70だから1回休みがなかなか言いづらい年齢です。お元気だし若く見えるけどね。非常にエネルギッシュな方だけど茂木さんは難しいよね。閣内にいたら出られない。でも、じゃあ在野に出て次の総裁選に準備するのかとなると、麻生さんとの関係もあるし。もう身を任せるしかないような立場だよね。逆に林さんの方がフリーになりやすいよね。

水内記者:林さんの周りの人たちに話を聞くと、どっちかと言うと高市さんとは距離が遠い部分があるから、これを機に1回フリーになれと進言している人がすごく多いです。取材の実感からすると。例えば。前の岸田(文雄)さんも総理になる直前は菅政権で無役になったということがあった。無役になると全国の仲間のところにも行って足場固めができる。

今野記者:高市さんだってそうじゃん。石破さんになって総務会長の打診を断って、1年間浪人しながら全国回って。その意味では、来年の総裁選の時に高市政権がどれくらいの支持率でどうなっているか分からないから、林さんとしては一回出てフリーハンドになっておきたいっていうのはあるじゃないですか。だから、小林さんが閣内に入り、茂木さんと小泉さんは残り、林さんだけが出て戦える立場になる(という予想です)。(中略)

閣内で一番の注目は片山財務大臣ですね。金融関係の人と話すとこの話題ばっかりだよ。

水内記者:難しい。最近ネットの記事だと見切りをつけたとかいう記事があるけれども、僕はやっぱり消費税ね。政権の命運をかけてやるわけでしょ。片山さんが割と財務省を相当前の期間から一生懸命モグラ叩きのように平定していたというのがやっぱりあるから、来年の春に下げるという導入を前にして、普通に考えると、ここで変える選択肢はないと思うんだけどもな。

今野記者:マーケットへの間違ったメッセージになりかねないよね。

水内記者:産経新聞とFNNで数日前に前世論調査をやって3カ月下がり続けていたのが下げ止まったんだよね。ここの要因は、僕は8~9割消費税減税だと思うんだよね。(中略)この前、プライムニュースで消費税をテーマに加藤勝信さんと玉木(雄一郎)さんに来てもらったんだけども、やっぱり消費税減税にマイナス的なことを言うとすごい否定的なコメントが結構やっぱりあるんだよね。だから、そこを出したことに対する評価が戻ってきている部分もあるから、この軸をおかしくさせるような人事というのがなかなかなという。ただ、それが来年の春やってみて、「あれ?値段下がっていなかったかな?思ったより下がらなかったかな?」みたいな人が多かった時のハレーションがどうなるか。

今野記者:そこでしょうね。もう一段イラン情勢が長引いて物価高が来ると、結局消費税下げなければ上がった分が維持されるぐらいだと、見た目が分からないわけだから、「あれ?下がらないじゃん」となりかねない。その時の政権側の弁明として「いや、下げなければもっと上がっていたんですよ」となると、ちょっと弱いじゃん。7%だから全く下がらないってことはないと思うけど、そこまで大きな下がり幅に感じられない可能性はあるよね。人によっては、もう一段来る物価高がえぐいんじゃないかと言う人もいるからね。(中略)だから片山さんの交代率は何%ぐらいですか?

水内記者:僕は20%ぐらいじゃないかと。8割方は続投じゃないかなっていうのが自分の考えです。

今野記者:そうすると、法務大臣しか変わらないんじゃないか。

水内記者:あと文科大臣は変わると思うけど。色々あったし。経済産業大臣の赤沢亮正さんはすごく残留の可能性があるかもしれない。

今野記者:だってトランプさんに名前と顔覚えられてやれるのは赤沢さんくらいでしょ、

水内記者:一時更迭の噂もあった赤沢さんのカウンターパートの(アメリカの)ラトニック商務長官がまだやってるからツールもあるし、対米投資は途上だからね。意外と本人を取材していて思ったけど、意外と高市さんと赤沢さんって上手いこと回っているなって感じです。でも他の例えば厚労大臣とか文科大臣もそうだし、法務大臣もそうかもしれないし、あとは内閣府系の大臣とか、そういうところはある程度変わるんじゃないのかなという気がすごくします

今野記者:そのあたり注目ですね。

動画本編はこちら!

この詳細は、ぜひ動画本編でご確認ください!

選挙ドットコムちゃんねる、ぜひ高評価とチャンネル登録をよろしくお願いいたします!


政治家限定!
選挙の最新情報をLINEで配信中


有権者の心に響く第一印象を。選挙ドットコムで、あなたの情報を掲載しませんか?

選挙ドットコムの政治家情報ページには、顔写真やSNSアカウントへのリンクなどを完全無料で掲載いただけます。

有権者の皆さまにとって、こうした情報は候補者一人ひとりを知るための大切な第一歩になります。

ぜひ、あなたのページを充実させて、有権者の皆さまとの距離をぐっと縮めてみませんか?

情報掲載をご希望の際は、こちらのフォームよりお送りください。皆さまからの情報をお待ちしております!
※申請は「政治家・候補者本人」または「政治家・候補者本人から承諾を得ている方」に限ります。承諾がない場合は掲載できませんこと、予めご了承ください。

この記事をシェアする

選挙ドットコム編集部

2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

選挙ドットコムの最新記事をお届けします

関連記事

候補者は前回から微減の1180人。女性は戦後最高17%。各党の候補者数・情勢は?

2017/10/11

なぜ、日本の国会には世襲議員が多いの? #25歳からの国会(平河エリ)

2021/01/21

南房総市長選挙は新人3名の戦い!4月12日投票 千葉県

2026/04/10

モバイルバージョンを終了