【沖縄県知事選挙】もうオール沖縄ではない/国民民主党参戦で構図一変!石戸諭氏が問う旧民主党政権の”宿題”

2026/05/28

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選挙ドットコム編集部

5月27日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、沖縄県知事選挙(8月27日告示・9月13日投票)の最新情報を取り上げます。国民民主党の参戦によって、構図が変わりつつある選挙戦の注目ポイントは政党支援や票の動向だけではなく、旧民主党政権による歴史の清算も問われている?ノンフィクションライターの石戸諭氏が鋭く明快に解説!MCの選挙芸人・山本期日前氏がお話を伺います。

MC期日前氏:石戸さんが沖縄県知事選挙で注目しているポイントはありますか。

石戸氏:今回に関しては国民民主党が古謝玄太氏を推薦する方針を表明しましたよね。これは構図が変わると思いますよ。

MC期日前氏:国民民主党は2018年の旧国民民主党時代は玉城デニーさんを支援して、前回は自主投票でした。

石戸氏:榛葉(賀津也)さんの説明を聞いてると、デニー知事とはちょっと違う、決裂するという形になっているように見えるので、国民民主党の推薦は接戦になった時に効いてくるんですよね。

MC期日前氏:比例票めちゃくちゃ多いわけじゃないんだけど、 絶対今回接戦じゃないですか。

石戸氏: あと、中道・国民ブロックですよね。つまり今さ、もうわけわかんないことになってるわけじゃない。中道改革連合はあるけど、立憲民主党と公明党があって、立憲はデニーさんにつくという風なことを言っている。じゃあ中道はどうするの、といった時に難しいのは、実は公明党と自民党は沖縄県においては自公連立政権が成立するよりも前から稲峰県政を支えた実績があるんですよ。自民党と公明党って沖縄では全国に先駆けて連立してたわけ

MC期日前氏: もう象徴みたいなところだった。

石戸氏: そう。革新の大田県政(大田昌秀知事)から稲嶺県政(稲嶺惠一知事)に奪還させた、ある種のレジェンドとも語られるところだから。その立役者だったのが翁長(雄志)さんというのもなかなか皮肉なところではあるんだけれども、いずれにしても多分こっちが思っているような単純な図式にならないから、公明党の出方ですよね。今、自主投票で行くんじゃないかという話も漏れ伝わってきますけど、そうなってくると中道があんまりうまく見動き取れないんですよ。小川(淳也)さんは(辺野古沖事故で)文科省が同志社国際高校に対して踏み込みすぎだというような発言をしたけれども、辺野古のプロジェクトチームみたいなものを立ち上げるという話に関してはどうもイエスともノーとも言っていない。例によって小川構文みたいな感じになっていてどういうこと?みたいな。

MC期日前氏: まだ党としてはそこに対しては回答していないということですね。以前、選挙ドットコムちゃんねるで小川淳也さんにインタビューした時には「玉城デニーさんにシンパシーは感じる」って明らかに小川さんとしては応援したいと。

石戸氏:それはそうだよ!だって今回の発言からしたって、小川さんからしたら、デニーさんを応援したいと思うんじゃない?だけど、そんな単純に事が動くかね。しかも国民民主党が古謝さんでいくと先手を打っちゃったわけでしょ。2018 年(知事選での対応)との整合性がとれているかという点もあるけれど、これはやっぱりもう「オール沖縄じゃない」というのは事実なんだよね。

MC期日前氏: そうですね。もう経済界もどんどん離れています。

石戸氏: 保守系もいない、支えてきた経済界の金秀グループも抜けてという風になると当時とはもう完全に状況が変わっちゃった。直近の十数年を見ているとここが明らかに転換点だから、やっぱりもうちょっと選挙戦の中でも説明が欲しいなと思うのは、当時と状況が変わったんだということ、あと今回の問題に至るまで鳩山政権を筆頭に旧民主党政権の人たちが迷走させた責任について旧民主党系にルーツのある2党のどっちかからは反省の声を聞きたいなとは思いますけどね。ここから先、何回かそういう言葉を聞きたいですよね。

MC期日前氏: こういう反省があって、今こういう判断をしてます、みたいな説明ですね。

石戸氏: それが出てくるかどうかってのは個人的には注目してますよ。

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選挙ドットコム編集部

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