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原則は全員が小選挙区で戦うべき!伊佐進一衆院議員が語る中道改革連合の生存戦略と、公明党出身者が「比例単独」で臨んだ真の理由とは?

2026/2/17

選挙ドットコム編集部

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2月13日公開の「選挙ドットコムちゃんねる」では、中道改革連合の伊佐進一衆院議員をゲストにお迎え!旧公明党と旧立憲民主党が合流新党で臨んだ衆院選での擁立戦略の狙いや現在の党内の空気感をMCの選挙芸人・山本期日前氏と政治記者の今野忍氏が深掘りします。さらに、合流後に直面する「軍資金不足」という切実な舞台裏とは?

MC選挙芸人 山本期日前氏(以下、MC期日前氏):今後の注目は参議院をどうするのかです。

今野忍記者(以下、今野記者):どうすんですか?

伊佐進一衆院議員(以下、伊佐氏):ちゃんと最終的に合流したいです。そこは時間はかかるので、丁寧にやんなきゃいけないと思うんですよね。私は今回、議員総会も2回出て、1 回目が代表選のルールを決める、2回目は今日の代表選でした。2回とも感じてるのは現職の中道の衆議院議員はみんな結束していると思います。よくメディアは不満続出とかって書くんですけど。あの時確かに、比例名簿の書き方を「最大限当選できるようにする」ってどういう意味ですかって私でも聞きたかったぐらいやし、多分あれは別に不満じゃなかったと思うんですよ。しかも、言ってたの2人だけやし。あとはむしろ、代表選のルールについて話して旧公明も旧立憲も前向きやったんですよ、みんな。 だから全然不満続出してたと私は思わなかったし。

我々も当選してきたのは49人しかいないので、1人ひとりはこの中道を今は小さいけどしっかり大きくしていくか、どんどん仲間を増やしていくかっていう前向きな思いでいると私は感じてます。 ここ(現職)が結束しているのは希望やなと思ってて、もちろん落選された方の色んな思いも当然わかりますよ。 私も落選して、とり分け今回みたいにね、くっついて公明党(出身者)だけ全部受かったっていう状況になればね、色んな思いがあることは私も受け止めなきゃいけないと思ってます。 で、参議院も色んな思いあります。 だから簡単じゃないけど、でもやっぱりこの49人は結束してるし、こっからいかにその思いを丁寧に丁寧に皆さんのそういう思いを汲みながらね、やっていくかっちゅうことが大事かなと。

MC期日前氏:次、比例単独なのか、小選挙区なのかっていうお話の中で、次に小選挙区で出ると決まるまでは、今まで選挙区持ってた議員さんとかいるわけじゃないですか。で、伊佐さんになれば、大阪6区とか、活動は大阪6区でやっていくのか、それとも……。

MC期日前氏:そこも、まだわかんないわけじゃないですか。それこそ、多分じゃあ「もしかしたらあるかもしれない」って言って動いた山本香苗さんが、大阪16区で活動すると。元々戦われてた、森山(浩行)さんとかもいるわけで。いきなり活動すると、そこもなんかギクシャク関係みたいになるかもしれない、みたいなのがあると思うんですけど。その辺りって、やっぱり勝つためには小選挙区、早めに活動しないといけないわけじゃないですか。

伊佐氏:私が思ってるのは、原則みんな小選挙区を持つべきだと。持って、公平に比例復活のチャンスがあるという。原則と申し上げたのは、さっきまさしく言っていただいたようないろんな事例があるわけですよ。

MC期日前氏:うんうん。

伊佐氏:個別的にすっきり割り切れない事例もあるとか。まあそういう場合は、ちゃんと皆さんの合意を得た上でね。あるいは、新しい執行部がどう判断するか、代表の下でどう判断するかにもよりますけど。色んな例外はあるのかもしらんけど、私はやっぱり原則みんな同じようにしないと、まとまっていかないんじゃないかなと思ってます。

MC期日前氏:じゃあ、空いてたら基本的にはそこはすっきりはまるな、この小選挙区にこの比例単独(の候補者が)はまるなってやったら、そのまま出てもらって。ただ元々立憲系の人と公明系の人がいる選挙区の場合には、比例単独にするみたいなパターンの形もあると。

伊佐氏:まあ、いろんなパターンの必要性が出てくるかもしれません。ただ、できるだけ選挙区を持って戦った方がいいと思います。

MC期日前氏:次は条件面をなるべく揃えて。でも、伊佐さんも動画で説明されてたと思うんですけど、今回、公明党が「比例単独」にした理由として、例えばじゃあ伊佐さんが選挙区で出ていると、もう全国の公明党の支持者さんが地元の小選挙区の方(の応援)よりも、もう大阪6区に行っちゃうと。

伊佐氏:これ、多分ね……、どれぐらいの人が理解しているか。言ったとて理解されないかもしれないから、野田(佳彦)前代表も斉藤(鉄夫)前代表も余計に言わなかったと思うんですよ。つまり、公明党の今までの選挙の戦い方って、小選挙区の候補と比例(名簿)に登載する候補で分けてたわけですよ。で、比例復活はなかったわけですよ。

今野記者:そうね、重複(立候補)はしない。

伊佐氏:重複しなかった。「負けたら終わり」っていうので戦ってきた。だから「ある意味、復活はないもんだ」っていうのが、私もずっと5回戦った、今までのやり方なんですよね。

MC期日前氏:うんうん。

伊佐氏:で、それがある意味、支援者の皆さんも普通になっている。さらに言えば、その代わりに小選挙区で戦っているところには、全国から応援が入るわけですよね。

今野記者:うん。

伊佐氏:だから「大阪6区、伊佐を勝たすために頑張りたい」って言って、もう周辺の都道府県、近畿だけじゃなくって、色んなところから応援も来てくれてたわけですよ。

今野記者:うん。

伊佐氏:で、それがね、今回じゃあ公明党は、旧立憲と旧公明の仕切りの中で、「じゃあ大阪5区・6区・16区だけ残しましょう。国重と伊佐と山本だけ残しましょう」って言うと、何が起こるかっていうと「伊佐さんを負けさせたらあかん」「スパンコール頑張れ」みたいになって、全国から(応援が)来るんですよ。

今野記者:そうね。集まってきちゃうね。

伊佐氏:ほんなら、それぞれ皆さんが住んでいらっしゃるところに(中道改革連合の)旧立憲の候補が立ってるわけじゃないですか。そこに力が入らなくなるんです。

今野記者:なるほどね。

伊佐氏:でも、こうした事情は絶対、代表とかは言えないと思います。

今野記者:あぁ……。

伊佐氏:だって、理解されるかどうかもあるし。でも私あえてそれはね、私ぐらいやから言っていいかなと思って、あの、朝のモーニングライブで言ったんですよ。

今野記者:なるほどね。

伊佐氏:だからあれは、全員(小選挙区に出る)とか、私だけとか誰々だけって出ると、多分力のバランスがすっごい崩れます

なので、そういう意味で「議席を最大化する」っていうのは、そういう戦略やったわけですよね。何も公明党だけ得しようと思ってなかったと思います。だって私の心情は、大阪6区で戦いたかったんですもん。

MC期日前氏:うんうん。

伊佐氏:だって、自分の命みたいなもんですよ、選挙区って。

今野記者:まあ長くやってて。

伊佐氏:そう。もう顔がみんな見える。「あの人はどこに住んでる」とか、「この人の家に何人住んでる」とか、全部分かってるわけですから。それを「あなた明日から比例単独やから、全国回れ」って言われてね。それは、いろんな思いありましたよ。

でも、やっぱり大義に立って、「もう自分のことは置いとこう」と思って、私もやったわけですから。

MC期日前氏:そうですね。だから、もし次、多分小選挙区に伊佐さんが6区に入れたとしても、結局全国の人が伊佐さんのところに、比例重複があったとしても一気に応援するって可能性はあるわけじゃないですか。でも、それをおいても、やっぱり党内融和とか考えた時には、そこは平等に戦った方が戦略的には正しいっていう。

伊佐氏:じゃないと党内融和ができないんじゃないかと。「なんでこの人だけ優遇されてんの?」ってなりますから。優遇されるんであれば、それなりの理由があって、みんなが納得しないと難しいと思いますよ。

今野記者:ただ、難しいのはあれですよね、まさに大阪16区。16区は、もうだから両方いちゃうわけですよね。

伊佐氏:両方いちゃう。

今野記者:6区は大丈夫ですか?

伊佐氏:だからそれもね、いろんな議論がある。なんでかって言うと、今回立憲の候補……旧立憲というか、まあ今回は新たに中道として新人が出たわけですよ。で、彼は彼の思いが当然あるわけじゃないですか。「もう一回このまま頑張りたい」っていう思いがあるかもしれないし。それはね、一人ひとりヒアリングしながら丁寧にやらなきゃ。

今野記者:そう、選挙区によって事情が違うんですよね。で、中道がこれから多分「茨の道」だなと思うのが、やっぱり113人の落選者がいて。だから、僕のところにいろんな党の人から連絡が来るのが、「中道は軍資金が持たないぞ」と。

MC期日前氏:この「お金の件」ですよね。

今野記者:だから113人を支部長に雇って、毎月50万円軍資金を、兵糧(ひょうろう)を送る……もう兵糧が足りなくなるっていう。で、党の職員が100人以上。あれ結構多いんですよ。旧立憲の職員って。ご存知ですか?

伊佐氏:いやあ、知らないですね。

今野記者:旧国民民主党と旧社民党から大量に合流してきてるんで。

伊佐氏:あ、そうですか。

今野記者:職員、多分100人以上いますよ。うん。

伊佐氏:へぇー。

今野記者:その方たちのね、給与とか生活を守りながら、支部長も113人。お給料を払わなきゃいけない方が大量にいるんですよ。

伊佐氏:いやあもうね、まず一番の実務的な大きな危機ですね。

今野記者:そうですね。

伊佐氏:いや、あのね、公明党もまあまあ、金なかったわけですよ。……まあ、あんま言ったら怒られるけど、まあ、もう好きなこと言うと。

今野記者:公明党本部、結構な建物ですからね。

伊佐氏:で、公明党ももう緊縮、緊縮でずっとこの間やってきた。で、公明新聞だって、こんだけ機関紙収入あるやないかって言われてますけど、あの、支出の方が大きいんですよ。紙媒体はもう今ね……無理。ダメ。

普通に来る政党交付金とかを、実は公明新聞の支出で食ってるんですよ。だから、(手元に残る資金は)もっと少ないですよ。だからどんどんもう縮小せざるを得ない状況になってきた。しかも公明党もどんどん党勢が縮小して議員数が減ってるっていうのもあって、政党交付金も減ってる。

今野記者:うん。

伊佐氏:で、立憲とくっついたら、「まあ立憲と結婚したら、立憲はまあまあお金があるんじゃないか」と思ってた。立憲の方は「公明党ってあんだけサブちゃんとかやってるし、お金持ってんじゃないか」と。二人とも「なんとかなる」と思ってたら、結婚相手、両方ともお金なかった!

今野記者:実は、むしろちょっとね借金背負っちゃったみたいなのが、今の旦那さんですよね。(笑)

MC期日前氏:結婚して預金見てみたら「あれ?」っていう。(笑)あの、その状態になってる「あるある」のやつが、今なってると。

伊佐氏:なんとかこれも立て直さないとね。

MC期日前氏:だからあれですよね。参議院でこの前落選者とかも出て、そこはお金の面にダイレクトに出てきてるっていう。

伊佐氏:うん。そうですね。だから何をやろうとしても、やっぱり党に魅力がないとそんな資金だって集まらないし、やっぱり「党の魅力をどう上げるか」ですよね。

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