自民党総裁選に出馬表明!小林鷹之氏のプロフィール、政策は?【総裁選2025】

2025/09/16

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選挙ドットコム編集部

9月22日告示・10月4日投票が予定されている自由民主党の総裁選に、小林鷹之(こばやし・たかゆき)氏が9月16日に開いた会見で正式に立候補を表明しました。このコラムでは、小林氏のプロフィールや政策をまとめました。

小林氏は衆議院5期目!経済安保相などを歴任

小林氏は1974年11月29日生まれ、千葉県出身の50歳です。

東京大学法学部卒業後、大蔵省(現・財務省)に入省。ハーバード大学ケネディ行政大学院に留学し、在アメリカ日本大使館に出向するなど、海外勤務を経験しました。

2012年衆院議員選挙(千葉2区)に立候補して初当選。以降、5期連続当選を果たしています。

2016年に防衛大臣政務官、2021年11月に発足した第2次岸田内閣で初代の経済安全保障担当大臣、内閣府特命担当大臣(科学技術・宇宙)を務めました。

前回の総裁選に続く2度目の挑戦です。前回は60票獲得し、9人中5番手でした。

出馬会見で語ったことは?

「小林鷹之チャンネル」より

小林氏は9月11日に出馬の意向を表明しており、16日に会見を開いて立候補に至る考えや政策を正式に公表しました。

以下、抜粋です。

・自民党総裁選に出馬をいたします。昨年、「世界をリードする日本を作る」 このビジョンを掲げて総裁選に挑戦をしました。戦いに敗れて1年。あの総裁選の後、全国各地に足を運んで、特に30代、40代の現役世代の方々から、色々なお話を伺う中で、悲鳴にも似た怒りの声が、自民党に対する声が、日に日に膨らんでいくのを肌で感じてまいりました。そして選挙に負けた。もう崖っぷちなんです。今回の総裁選、「解党的出直し」とは言うけれども、今もなお古い自民党の姿が見え隠れします。これだと自民党は変わりません。

・私は今回の総裁選、もしかすると自民党にとって最後の総裁選になるかもしれない。それぐらいの強い危機感を持って臨んでいます。

・自民党もワン自民なんですよ。これからの総裁選が終われば、全ては国家国民のため、国会議員も地方議員も党員の皆さんも党一丸となって前に進むんです。

・私の政治的なスタンス、姿勢は「穏健な保守」、このスタンスに立ってます。つまり、「改革」という名のもとに既存の制度を切り捨てるようなことはしない。むしろ秩序の中に進歩を求めていきます。そして自らと違う意見に対しても耳を傾けて、常にオープンな姿勢を私は堅持する。約束します。

・力強く成長するニッポン、自らの手で守り抜くニッポン、そして結束するニッポン、この3つの未来像を実現するために、自民党を再起動させます。この原動力になるのは若い力。自民党にも世代交代が必要なんです。自民党が一つになった上で、新しい世代がもっともっと前面に出て、自民党を日本を引っ張っていく、動かしていく。「俺たちが変えるんだ。俺たちが切り開いていくんだ。」そういう気概なしに、党も日本も変わらないと思う。だから私はその先頭に立つ覚悟を持ってこの場に立っています。もっとスピードがあって、オープンで、そして発信力のある自民党に変えていきます。

・私は派閥には囚われない。しがらみもない。あるのは国家国民のために戦う使命感とバイタリティです。吉田松陰先生は言いました。「夢なき者に成功なし」。力強く成長するニッポンを作る。もう一度世界の真ん中に日本を立たせる。日本の力はこんなもんじゃない。その思いを持ってこの総裁選、戦ってまいります。

訴えている政策は?

小林氏は同日の会見で政策について、以下の考えを述べました。

・私は日本が大好きです。3つの未来像を持っています。 「力強く成長するニッポン」、「自らの手で守り抜くニッポン」、そして「結束するニッポン」。

・まず、「力強く成長するニッポン」です。私、悔しいんです。子供の頃、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と言われたじゃないですか。誇らしかったですね。世界各国が日本に憧れたし、あのアメリカですら日本の強い経済を恐れた。でも皆さん、今どうですか?中国に抜かれていく、新興国にも抜かれていく。私はもう一度この日本を世界の頂きに、テクノロジー大国に押し上げます。AI、量子、宇宙といった戦略産業への挑戦。本気で頑張る企業や研究者の方を支援するために、国は大胆に投資をするんです。

・特に、この日本が世界に誇る素晴らしい人材や、伸びしろがまだまだ大きい地方。こうした人材や地方に思い切って投資をする。だって皆さん、地方に投資をすれば雇用が増える、賃金が上がる。そしてそこで開発された先端技術が外交上のカードにもなるんですよ。今ほとんどないけれど、世界に必要とされる日本を作るんです。日本の力はこんなもんじゃない。「力強く成長するニッポン」を作ってまいります。

・私は若者や働く世代を応援するために、まずは期限を区切った定率減税を実行します。これに上限を設けます。そしてさらにその先に、控除のあり方とか税率構造をしっかりと見直す中で、分厚い中間層をしっかりと支えていけるような新しい所得税制、所得税のあり方に挑戦していきます。今後1年ぐらいをかけて結論を得ます。

・そして2つ目の未来像「自らの手で守り抜くニッポン」です。今年戦後80年。でも今や、主権国家同士の戦争が当たり前となりましたよね。自らを守る意思のない国を誰も守ってはくれない。だからNATO諸国は、コアとなる防衛費を2035年までにGDP比3.5%に上げることに合意をした。戦い方も変わった。脅威も高まっている。日本もGDP比2%だと到底足りない。だから国家安全保障戦略を早急に改定をして、必要な額は積み増す。まずは自ら立った上で、同盟国や同志国としっかりと連携をしていきます。

・そして経済安全保障です。私が7年前から取り組んで、この経済安全保障を日本の中心政策に押し上げました。そして今では世界各国が日本に習って、国家の課題として取り組んでいます。例えば、情報通信のクラウド、スターリンクのような衛星コンステレーション、今はアメリカに頼ってますよ。でも自力でやってやろうじゃないか。そういう日本企業が皆さん、あるんですよ。だから支援します。そしてデータも重要な資源だから守ります。

・外資による企業や土地の買収、この規制も強めます。外国人政策も厳格化していきます。

・広い意味での経済安全保障は、エネルギーと食料です。再エネを含めたエネルギー政策を見直します。そして米の安定供給、農家の方の所得向上、これは必須、絶対やんなきゃいけない。そして小麦、大豆、トウモロコシを含めた食料の自給率をしっかりと引き上げていきます。

・そして3つ目の未来像「結束するニッポン」です。今SNSでは偽情報が溢れている。差別的な表現もある。気持ちを煽る扇動的なショート動画、子供たちが食い入るように見ている姿を見ると少し不安になりますね。この先日本の社会、分断していくのかな、不安になります。特に外国勢力による情報干渉は絶対食い止めなきゃいけないと思っています。見えないところで偽情報によって民主主義が侵されているんです。私はこうした分断勢力を絶対に許さない。イギリスのようなところを参考にしながら、外国によるこの情報干渉については、刑事罰や登録制度をしっかりと設けて、日本の民主主義を守ります。社会の結束を守ることは政治の責任です。


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選挙ドットコム編集部

2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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