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2023年10月19日に公開された動画のテーマは……激戦!衆院長崎4区補選&参院徳島・高知補選
ゲストにJX通信社の米重克洋氏をお招きし、10月22日に行われる衆院補選について語っていただきました。
最新の情勢調査の結果とは?勝敗の分かれ目は?
【このトピックのポイント】
・衆院長崎4区補選は金子氏と末次氏の横一線のデッドヒート
・参院徳島・高知補選は広田氏一歩リード、西内氏がそれを猛追
・自民党は1勝1敗か0勝2敗か。補選は今後の国政を占う重要な選挙
衆院長崎4区補選には立憲・現職の末次精一氏と自民・新人の金子容三氏が立候補しています。
長崎4区は10増10減で次期衆院選ではなくなる選挙区。当選しても解散となれば任期はわずかですが、与野党対決ということで非常に注目を集めています。
末次氏は2021年衆院選で長崎4区から出馬し比例復活しました。今回、選挙区選出の北村誠吾氏の死去に伴い実施されるこの補欠選挙で選挙区での当選を狙います。
金子氏は長崎県知事や農水大臣を務めた金子原二郎氏の長男であり、完全な自民と立憲の一騎打ちの構図になっています。
JX通信社が10月10日、11日に実施した情勢調査では金子氏と末次氏は横一線のデッドヒートとのこと。
その詳細を見ると、金子氏は自民党支持層は7割弱、公明党支持層は約6割の支持にとどまっており、支持を固めきれていないことが伺えます。米重氏は「自民・公明候補であれば本気を出せはもっといけるはず」とコメントしました。
一方で末次氏は立憲民主党支持層の9割超の支持を固めているほか、他の野党支持層からの支持を得ています。
金子氏は残りの選挙期間で、地盤である自民公明の支持層をしっかりと固めることが求められます。末次氏は無党派層、あるいは自民党支持層をどこまで切り崩せるかが勝敗の分かれ目となりそうです。
長崎4区補選をめぐっては情勢調査のデマが拡散したことでも注目を集めています。数字もさることながら、西日本新聞がそもそも調査を実施していないとのことです。
MC千葉佳織「これは確かにパッと送られてきたときに分からないと思いますけど、よくあることなんですかね?」
米重氏「これはよくあることですね。この界隈の人は嘘つく人がすごく多いです」
本来、日本では公職選挙法で人気投票の公表の禁止が定められており、正規の調査では「横一線」「やや先行」といったあいまいな表現が使用されています。
それゆえに今回のデマ調査のように数字が明らかなものは希少性が生まれてしまい、すべて公表されるアメリカと違ってデマが広がる要因にもなってしまっているのかもしれません。
参院徳島・高知補選では無所属・元職の広田一氏と自民・新人の西内健氏が立候補。広田氏は立憲・共産・国民が支援しており、事実上の与野党一騎打ちの構図となっています。
JX通信社が選挙戦中盤に行った情勢調査によると、広田氏が一歩リード、西内氏がそれを猛追している状況とのこと。西内氏が与党の支持層を固めていくにつれて、この差が縮まってくるのは間違いないと米重氏。
両候補が高知出身ということで徳島での関心が低いのも特徴で、西内氏がどこまで徳島での支持を集められるかもポイントとなりそうです。
10月22日の補欠選挙はいずれも与野党一騎打ちの構図となりました。永田町では与党の1勝1敗、あるいは0勝2敗とも言われています。
「1勝1敗なら岸田総理は解散の判断をするのか」という憶測が広がる要因となっており、2つの補欠選挙は政権の勢いを占う非常に重要な選挙となりそうです。
10月の衆参補欠選挙はいずれも与野党一騎打ち!最新の情勢は?
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