選挙ドットコムは、4月9日・23日に投票日だった統一地方選挙に合わせて、国政10政党と利用者の政策に対する考え方のマッチング率を測定する「統一地方選挙2023投票マッチング」を実施しました。4月25日までの25日間で、およそ30万人にご利用いただきました。30代以下が過半数、約7割が「支持政党なし」の中で、マッチ度が高かった政党は?注目を集めた政策は?
利用者総数は29万2066人でした。まず、利用者の基本データをみてみましょう。
年齢層別で最も多かったのは18~29歳で9万2474人(全体の31.7%)、次いで30代が9万0127人(30.9%)で、30代以下の若い有権者層が6割を占めました。40代は5万6694人(19.4%)、50代は3万1605人(10.8%)と続きました。
投票頻度をみると「必ず投票に行っている」が73.7%、「たまに投票に行く」が18.9%。「投票に行っていない」と答えた割合は7.4%にとどまりました。
性別では、男性46.7%、女性45.0%、その他が0.8%。「回答しない」は7.6%でした。
支持政党を尋ねると、「支持する政党はない」が20万3537人で、全体の69.7%と圧倒的多数を占めました。政党支持は多い順に、国民民主党が8.1%、自由民主党が7.0%、日本維新の会が3.6%、れいわ新選組が2.5%、日本共産党が2.1%、立憲民主党が1.9%、参政党が1.8%、政治家女子48党が1.2%、公明党が1.1%、その他の政党が0.7%、社会民主党が0.3%でした。
「支持する政党なし」と回答した層が、最も高いマッチ度を示した政党をみてみると、「公明党」が最も多く、30.5%でした。次いで「国民民主党」が19.7%、「日本維新の会」が14.6%、「立憲民主党」が13.0%でした。
利用者が重要度が高い項目に挙げたのは「高齢者福祉よりも少子化対策に財源を優先して配分すべきですか?」と社会保障の配分に関して尋ねる質問でした。次いで、「原発再稼働について」(11.1%)、「憲法改正について」(9.3%)、「最低賃金について」(9.0%)、「同性婚について」(7.1%)と続きました。
関心を集めた「高齢者福祉よりも少子化対策に財源を優先して配分すべきですか?」の賛否はどうだったのでしょうか。
「賛成」のみで半数を超え、「やや賛成」と合わせると74.0%を占めました。一方で、「反対」「やや反対」は9.0%にとどまりました。
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