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2023年3月24日に公開された動画ではゲストに元宮崎県知事・元衆院議員の東国原英夫氏をお招きし、政治家の不祥事やタレント政治家の是非について語っていただきました。
政治家の不倫や風俗店通いは許される?
【このトピックのポイント】
・独身の政治家が単発で風俗店にいくのはOKだけど「通い」はNG
・東国原氏はかつての選挙で有権者からハラスメントを受けた経験あり
・タレント政治家として立候補するにあたり法体系と政策立案の知識はあった方がいい
東国原氏のプロフィールは以下の通りです。
1998年にある「不祥事」で謹慎になったことをきっかけに政治家への転身を決意。早稲田大学で政治について学び約10年かけて「ふるさとに貢献したい」という思いを実現されました。
今回は以下の質問からいくつかピックアップして東国原氏に回答していただきました。
MC鈴木邦和「これ、東国原さんに聞いてもいいテーマですかね?」
東国原氏「そうですね、僕しか答えられないんじゃないですかね」
自身の経験から、政治家の不祥事が報道されるたびに取材のオファーがくるという東国原氏。「政治家として許されるかどうか」というポイントで5つの不祥事についてマルバツで答えていただきました。
国会欠席について「これはもう」と東国原氏は即行でバツを挙げました。
現行法で義務とされている以上は登院しなければいけないというのがその理由です。一方でオンラインなど対面以外で国会に参加する方法も模索すべきとの考えを示しました。
東国原氏「でもそれは法改正が必要なので、1回は登院してそこで議論して、そういう法改正をしていくというのが王道ではないかと思っています」
東国原氏は不倫について基本的に家族や夫婦の問題であり当事者同士で解決すべきとしつつ、政治家であれば許容されるべきではないとバツを挙げました。
東国原氏「きちっと政治をやってくれればとおっしゃる方もいらっしゃるけど私はそれだけではもう今の時代は通用しないんじゃないかなと思ってます」
MC鈴木「法律論というよりはその時を生きる人々の価値観を割と反映している感じですね」
「独身ならあり」と東国原氏は風俗店に行くことを一部認めつつ、「『通い』はどうなのかな」と頻度に着目しました。
1998年に風俗店に行ったことで世間を騒がせたこともある東国原氏は「僕みたいにたまたま行きましただったらいい」とMC鈴木を笑わせつつ「あれ誘ってきたのは水道橋博士なんですよ」と衝撃の事実を暴露しました。
セクハラ・パワハラに対して東国原氏は即行でバツを挙げ「(自分の行為が)セクハラ・パワハラだと認識されていない方が圧倒的に多い」とコメントしました。
有権者から候補者へのハラスメントにも言及し、東国原氏も「ここに来なかったら票を入れないよ」と票を盾に会合などへの参加を迫られた経験があるとのことです。
あらゆるハラスメントを「伝統」という言葉で片付けることなく「時代の変化に気が付いてほしい」と語りました。
東国原氏「有権者の方に気を付けていただきたい。そして政治家同士もね」
年齢詐称は「良くないでしょうね」と東国原氏。一方で、年齢に固執せず能力を重視する考えを示しました。
そして、次のテーマに移る直前で「政治家で年齢詐称した方いるんですか?芸能人は多いですよ!」と爆笑を誘いました。
約10年の準備期間を経て政界進出を果たした東国原氏は、他のタレント出身の政治家をどのように見ているのでしょうか。
東国原氏は、多様性の観点からタレント政治家の必要性に言及しつつ「立候補する前には基本的なことは勉強していただきたい」とコメントしました。
特に条例や政令といった法体系の知識、そして地域の課題を捉え解決策を考える政策立案の知識について「あった方がいい」とのことです。
タレント知事に対する職員の反応について、東国原氏は初登庁時に部長・局長級に鋭い表情で睨みつけられた様子を再現。
しかし、「県政をクリーンにしたい」という思いは共通していたようで、東国原氏が率先して改革を進めることで「1年で県庁内がいい雰囲気になった」と振り返りました。
MC鈴木「それは政治にしかできない役割ですね」
東国原氏「職員の方たちにやる気を起こさせることが一番大きな仕事だと思ってます」
タレント知事で得したことについて東国原氏は、元々の期待が低く成果を挙げると一気に評価が高くなることと、公式行事の失敗が笑って済まされることを挙げました。
宮崎県庁初登庁の驚きエピソードを披露!ビートたけしの政界進出はある?
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