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いすゞ自動車での約40年間に培った調整力を市政に活かしたい|大野ひとみ氏(PR)

2023/2/15

選挙ドットコム編集部

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大野 一美(おおの・ひとみ)氏は、元いすゞ自動車(株)の社員で1児の父。

高校生の頃に政治によって日本が動くさまを目の当たりにし、政治の素晴らしさを実感しました。

大学では政治学科に進学しますが、タイミングが合わず。政治への思いを胸に、約40年いすゞ自動車で活躍してきました。

近年、認知症の母親が、特別養護老人ホームに入居したことをきっかけに、あらためて政治への挑戦を決意。

いすゞ自動車での経験がどのように市政に活きるのか、藤沢市をどのように運営していくのか?など、大野氏にお話を伺いました。

政治に興味をもった理由は「モナ・リザ」

選挙ドットコム編集部(以下、編集部):

政治家を目指したきっかけについて、教えてください。

大野 ひとみ氏(以下、大野氏):

私が政治家を志したきっかけはいくつかありますが、その中でも印象的なのは2つです。

1つ目は、私が高校生の頃です。

フランスから来日して話題になった美術品「モナ・リザ」。

本来ならフランスのルーヴル美術館まで行かないと見られない作品ですが、上野の国立博物館で見ることができ、感動しました。

日本とフランスとの間で締結された原子力協定を背景に、ある政治家の知見によって実現したモナ・リザの来日。

こんな政治の仕方があるんだ!」と政治の世界に興味を抱くきっかけになり、その想いを胸に私は、政治学科へと進学しました。 

認知症が進む母と無力感

編集部:

もうひとつのきっかけを教えてください。

大野氏:

また、もう1つのきっかけは、認知症の母が「特養」こと、特別養護老人ホームに入居したことです。

特養とは、介護が常に必要な高齢者を受け入れる福祉施設の一種です。

母は一人暮らしをしていましたが認知症を患い、一人でできていたことが徐々にできなくなっていました。

しかし、近所の老人ホームの利用料は月額20万円とかなりの高額。

認知症の人しか入居できない特別養護老人ホームは比較的安価ですが、空きがありませんでした。

そのため当時、母にはそのまま自宅で過ごしてもらっていたのですが、事件が起こります

ある日仕事をしていると、警察から電話が。

「お母様が立川の伊勢丹で飲食をされたのですが、お金を持っていないようです。」

突然の電話に私は慌てふためき、すぐに母を迎えに行きました。

私が現地に着くと、母はにこやかに出迎えてくれたのですが、それをみて私はすごく悲しくなりました。

母は、なぜ私が来たのかが分かっていなかったからです。

認知症が進んでいることを実感し、仕事と介護をどうやって両立したらいいんだろう…と、途方に暮れました。

特養から「空きがありました」という連絡が入ったのはそんなタイミングで、私は「本当に良かった!ありがたい!!」と感謝しかありませんでした。

母のことは「なんとかしたい」と思っていましたが、同時に、自分一人の力ではどうすることもできないという無力感も抱いていました。

しかし、自治体が整備してくれた特養のおかげで、本当に救われました。

この経験から、政治で「困っている人を助けることができるんだ」、「困っている人を助けたい!」と、以前から抱いていた政治への想いが再燃し、政治の世界に踏み出すことを、あらためて決意しました。

いすゞ自動車での経験を活かし、調整役として活躍したい

編集部:

これまで、いすゞ自動車ではどのような実務に携わって来られたのですか?

大野氏:

約40年間もいすゞ自動車に在籍していたため、さまざまな仕事を経験させていただきました。

なかでも特に、「各部署にまたがるプロジェクト」のコーディネートが得意です。

その一例として、海外業務部門に所属していた時に、月額数千万円のコストを削減できた事例をご紹介します。

いすゞ自動車では、海外で車を製造するために海外業務部門、営業部門、工場部門など多数の部署が連携していました。

ただ一方で、当時の工場では、営業から発注された順番に沿って生産を行っていたため、輸出までの間に保管していた在庫が毎月20億円近くに上っていました。このため、「工場で製造してから輸出するまでの時間の長さ」つまり、「在庫を減らすこと」が課題にとなっていたのです。

そこで私は、「営業からの発注」ではなく、「船の運行に合わせた」生産へシフトできるよう、営業や工場などの部門と調整を行うことにしました。各部署と何度も打ち合わせを重ねた結果、在庫を格納するスペースや期間を大幅に減らすことに成功。月に10億円弱の在庫削減を実現することができました。

その他にも・トラックの販売店へ出向時には外車のディーラーを回って車載専用の車両「セーフティローダー」を販売、新規客を開拓した結果、新規開拓賞・模範賞を受賞しました。藤沢市のいすゞ工場では、海外クレーム翻訳担当として工場と海外のお客様との間をコーディネートしたり、海外工場からの研修生などのアテンドも担当した経験もあります。

編集部:

すごい活躍ですね!これまでの経歴をどのように政治に活かせそうですか?

大野氏:

上記の通り、私には語学力や専門性を活かしたコーディネート業務、フィールドワークなどの実務経験があります。

藤沢市でも、「色々な部署や機関をコーディネートする調整役として活躍できるのではないか?」と自負しております。

藤沢市で力を入れたい6つの項目

編集部:

どんな藤沢市にしていきたいですか?

大野氏:

はい、私は特に、以下の6つのことに力を入れたいと思っています。

1.給付型奨学金の拡大
2.脳ドックを半額に
3.特養老人ホームの拡充
4.文化、スポーツ都市-藤沢
5.子育てしやすい街-藤沢
6.進めたい都市開発
 6-1.相鉄いずみ野線の延伸
 6-2.JR村岡駅周辺の開発
 6-3.環境都市(ビオトープ)

ひとつずつ簡単に解説します。

1.給付型奨学金の拡
藤沢市にはすでに寄付による給付型奨学金制度がありますが、これを倍増したいと考えています。
私の妻は英語のスキルアップのため、ある財団から約150万円の奨学金を受け留学。さらに専門性を身につけ、現在でも英語講師を続けています。
妻のように、奨学金を受けて藤沢市で活躍できる人を増やしたいです。
同時に、藤沢市限定ノベルティを開発したり、寄付の累計額ランキングを市の広報誌に掲載するなどして、寄付された方が「より気持ちよく」寄付できる仕組み作りもすすめます。 

2.脳ドックを半額に
多くの人に脳ドックを受けていただくため、検診費用の半額を補助します。 
最近、画期的なアルツハイマーの新薬「レカネマブ」(エーザイ社)が米国で承認されました。
アルツハイマー病患者の脳に多くみられるたんぱく質の一種、アミロイドβを減少させる効果がある薬です。
脳ドックを受けて自身の状態を知れば、新薬を使う価値があるかどうかがわかります。
認知症へ不安を感じる人の不安を少しでも和らげたいと考えています。

3.特養老人ホームの拡充
今後も特養の需要は増えていくことが予想されます。
認知症の母の受け入れ先が見つからなかった経験からも、特養を拡充したいです。

4.文化、スポーツ都市 藤沢
スポーツ観戦券や神奈川フィルハーモニーのコンサートチケットを無料配布し、子供たちが文化に触れる機会を増やします。
私も以前、その当時住んでいた自治体より頂いた観戦チケットでサッカーの試合を子供と一緒に観戦しました。子供は観戦に影響を受けてサッカーを始め、今でも続けています。
藤沢市の子育て世帯に、素晴らしい文化と接する「たくさんのきっかけ」を提供したいです。

5.子育てしやすい街 藤沢
兵庫県明石市の政策をモデルに、藤沢市でも同様の子育て支援を行っていきます。

【5つの無料化】
・おむつ
・小児医療費
・第二子以降の保育料
・遊び場
・給食費

明石市は、上記5つの無料化を行うことで、5年間で人口が1万人増え、出生率が1.3から1.7まで回復しました。
近隣市町村も明石市にならい、わずかながら少子化が緩和しているようです。
このように、「地方自治にも力がある」ということをぜひ知っていただきたいです。

6.進めたい都市開発
6-1.相鉄いずみの線の延伸
相鉄いずみ野線を延伸したいと考えています。住宅地の開発や、定住や人口増が期待できます。

6-2.JR村岡駅周辺の開発
JR東海道本線に村岡新駅が設置予定です。その駅周辺開発を進めます。住民も増え、固定資産税などの税収も期待でき、市の財政も安定します。

6-3.環境都市(ビオトープ)
ある程度の規模の公園には、環境保全のため、様々な生き物が共生する生息域「ビオトープ」を設けたいと考えています。ビオトープのある公園には必ずトンボがいます。
私も子供の頃、トンボを追いかけた幸せな経験があるので、その環境を孫の世代まで残していきたいです。

編集部:

藤沢市への想いを教えていただきありがとうございます!では最後に、プライベートについても教えてください。

大野氏:

最近は忙しくてあまり時間を取れていませんが、空いた時間には韓国ドラマを見ています。

他にもベトナム語も勉強中です。ベトナムに行く機会も多いのですが、まだ市場の方のベトナム語は聞き取れません。日常会話ができるくらいにはなりたいですね。

あと、12才になる子供が熱中しているサッカーを観戦したり成長を見守ったりするのも、私の楽しみのひとつです。

【大野ひとみ氏のプロフィールページはこちら

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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