11月30日告示、12月9日投開票というスケジュールで茨城県議会議員選挙が行われます。今回の選挙は「1票の格差」是正と逆転現象選挙区(※)の解消のために区割りの変更と議員定数の削減が行われてから初めての県議会議員選挙となります。ここでどの選挙区で定数と区割りの変更が行われたのかを確認してみることにしましょう。
※逆転現象選挙区(逆転区)とは:人口が他の選挙区と比べて少ない一方で定数は他の選挙区よりも多い選挙区のこと |
今回の茨城県議会議員選挙では5つの選挙区で区割りの変更が行われていました。
まず、前回の選挙では取手市選挙区に含まれていた利根町が、今回の選挙では龍ヶ崎市に含まれることになりました。合区による区割りの変更では、旧潮来市選挙区と行方市選挙区が合区となり「潮来市・行方市選挙区」となっています。また、旧鉾田市・旧東茨城郡南部選挙区は合区となり「鉾田市・茨城町・大洗町選挙区」となっています。これらの合区では旧選挙区それぞれを合計した定数からどちらも1ずつ減っています。
定数が変わらず合区となった選挙区では、旧高萩市選挙区と北茨城市選挙区が合区となり「高萩市・北茨城市選挙区」となりました。また、旧坂東市と旧猿島郡が「坂東市・五霞町・境町選挙区」となっています。
今回の選挙から牛久市選挙区では定数が1から2へと増えました。また、つくば市選挙区でもこれまで定数4だったのが定数5となっています。龍ヶ崎選挙区はこれまで取手市選挙区に含まれていた利根町を含むことになったため、定数が1から2へと増えています。
これまでの県議会議員選挙で取手市選挙区は定数3でしたが、今回の選挙では利根町が龍ヶ崎市選挙区に含まれることになり定数が1減りました。
日立市選挙区ではこれまで定数5でしたが1減って定数4となっています。
潮来市選挙区は定数が1でしたが、今回の選挙から行方市選挙区(定数1)と合区となり、新たに定数1の「潮来市・行方市選挙区」となったため旧潮来市選挙区・旧行方市選挙区でみると定数が1減ったことになります。また、定数2だった鉾田市選挙区はこれまでの東茨城郡南部選挙区(定数1)と合区となり「鉾田市・茨城町・大洗町」という定数2の選挙区となりました。旧鉾田市選挙区と旧東茨城郡南部選挙区でみるとこちらも定数1減となっています。
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