【2016年都知事選現場ルポ】毎日国立競技場の工事現場前にいる、谷山ゆうじろう候補
2016/07/24
任期満了に伴う奥州市長選が2月25日告示されました。立候補したのはいずれも無所属で、新人の佐藤洋氏(63)、現職の小沢昌記氏(59)、新人の佐藤邦夫氏(70)の3名です。投開票は3月4日に行われます。
今回は小沢市政への是非、まちづくり政策、市立病院の移転新築の是非などが争点と考えられます。
元市議の佐藤洋氏は、現市政について「行政改革として市職員の削減を進めているが、それに伴う組織基盤の確立や民間の導入が進んでいない」と批判しています。緊急対応が必要な医療現場で医師が不足している問題を指摘し、医療体制の活性化を中心に、「パワーアップ奥州」として「保育と教育の市政」「安心で安全な市政」「希望と創造の市政」「対話と参画の市政」「公正で透明な市政」の5つの政策を掲げています。病院の移転新築については、「耐震化の必要もあり、老朽化も進んでいることから建設は必要」との考えを示しました。「最も重視するのは市の透明化。市民に見える市政を展開する」と述べ、情報公開や説明責任を果たす市長を目指す考えです。
佐藤氏は奥州市出身、早稲田大学卒業。旧水沢市職員を経て、合併後の奥州市で奥州市総務部財政課長、健康福祉部長を歴任しました。2014年の市議選で初当選し、今回の市長選の立候補に伴い辞職しました。
3選を目指す小沢氏は、「地域コミュニティの充実に向けた協働のまちづくり」「元気創出のまちづくり」「子供にやさしいまちづくり」「総合計画の促進」を「奥州市民の夢と希望が花開く4つの重点指針」と政策の柱とし、協働のまちづくり、安心して出産できる医療体制、農業や地場産業の活性化などを掲げています。2期8年を振り返り、「市の発展のために必死で礎を築いてきた。市債残高を183億円減らし、行政改革によって行政サービスと財政健全化を実現させた」と自らの実績をアピール。「これからも少子高齢化や都市間競争などの課題に取り組みたい」と意欲を見せています。
小沢氏は奥州市出身、東京経済大学卒業。株式会社モミジ、有限会社小沢幸を経て1999年から旧水沢市議を務めました。2006年に奥州市議選に初当選を果たし、初代市議会議長を務めました。2010年、2014年の市長選で2期連続当選、今回は3期目への挑戦となります。
元市議の佐藤邦夫氏は、奥州市には「合併時の地域の均衡ある発展の原点に戻るための政策が必要だ。これからは自然体で均衡ある発展をしなければならない」と述べ、総合支所への権限の各支所への委譲・財源配分を政策に掲げました。また国際リニアコライダー(ILC)関連の企業誘致、プライマリーバランス(基礎的財政収支)の大幅黒字化による財政基盤強化、ふるさと納税の推進、結婚・子育て支援、働く場や教育を含めた少子高齢化対策などの実現を目指しています。市議としてタブレット端末導入を導入し議会改革を推進した実績を挙げ、「自分にしか前に進む市政は実現できない」とアピール。病院建設については「地域との相談が不十分だ」として再検討する立場を取っています。
佐藤邦夫氏は奥州市出身、早稲田大学大学院修了。1999年から旧江刺市議を2期、合併後の奥州市議を3期途中まで務めました。今回の選挙に伴い、今年1月に市議を辞職しています。
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