汚職・腐敗の防止を目指す国際NGO 、トランスペアレンシー・インターナショナルのサマースクールで、オープンデータの有効な活用方法を教えてもらった。
ぼくが参加したグループワークはこちら。”How to turn open data to super power?” つまり、「オープンデータをスーパーパワーにする方法」というセッション。ホストをつとめるのは、ドイツからのゲスト、Journalism++(ジャーナリズムプラス)の創設者でありCEOのニコラス。

彼は、同団体でデータを基盤とした調査を用いた報道のための、ツールやウェブサイトの開発や、自身もそれらを活用したジャーナリズムを行っている。今回、ニコラスはデータを最大限に活用する方法を、事例とツールとともに紹介してくれた。
ニコラスがCEOを務めるJournalism++が実際に作成したウェブサイトは、データを可視化してユーザーの利用しやすさを高めた、いい事例である。その中には受賞歴のある作品もある。
以下の地図を目にしたことがある人は多いだろう。

これは、パリの本部を構える国際NGO「国境なき記者団」が作成した「世界報道の自由度ランキング」に基づいて作成された地図だ。トップは北欧諸国で、フィンランド、オランダ、ノルウェーが上位を占め、日本は72位と順位が大きく下がったことで大きく報じられた。
Journalism ++の別の作品に、「The Migrants File」がある。このページではUNHCRなどの公開されているデータを用いて、ヨーロッパの移民・難民問題に関するデータを可視化している。15以上のヨーロッパの国からのジャーナリストらと、ともに作成された。
The Migrants Files
例えば以下は、移民・難民が死亡した場所と人数を可視化するページだ。
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