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党内でも1票の格差? 民進党初の代表選から学ぶ政党代表の決め方まとめ

2016/8/22

選挙ドットコム編集部

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9月15日に民進党の代表選が行われます。既に岡田現代表の不出馬、蓮舫議員の出馬がニュースでも話題になっていますが、政党の代表選と言われてもなかなかピンときませんよね。
政党代表選はその政党内で行われる選挙のため、ルールは自分たち独自のものを使います。これがいわゆる「普通の選挙」とどう異なるのか、どういう仕組みで代表が決まるのかと言った流れを民進党代表選を例に紹介いたします!

代表選決め方アイキャッチ

 

誰が立候補できるの?:現職国会議員かつ20~25人以内の推薦をもらえた人

民進党代表選に立候補できるのは、民進党に所属している現職の国会議員(大前提!)であり、選挙管理委員会を除く20名以上25名以内の推薦を得た人です。
国政選挙等では「一般人が選挙に出るには供託金のハードルが高い……」と言われがちですが、政党代表選のほうがずっとハードルが高いことになります。
なお、今回蓮舫議員の対抗馬となることが予想される長島昭久議員は推薦人集めに苦労している模様です。

 

 

誰が投票できるの?:国会議員・公認予定候補者・地方議員・党員・サポーター

民進党の代表選で投票できるのは、基本的には民進党員です。
民進党所属の国会議員・地方自治体議員の他に、党の公認が予定されている国政選挙候補者にも投票する権利があります。そして、政治家でなくとも民進党員・サポーター(日本人)であれば投票することが可能です。
今年度の党員・サポーターの募集は締め切ってしまったので、入りたい方は次期を狙いましょう!

党員:民進党の基本理念および政策に賛同する18歳以上の日本国民が入党できます。会費は年間6000円。
■サポーター:会費は年間2000円。民進党を応援したい18歳以上の方がサポーターになれます(日本人でなくてもOK! ただし代表選で投票できるのは日本人のみです)。

 

 

どうしたら当選できるの?:過半数のポイントを得るか、決勝戦で勝つ!

民進党の代表選では、選挙権を持つ人が候補者に投票して集められた「ポイント」の数が競われます。
まず有権者全員ぶんのポイントを集め、過半数を得た候補者がいればそれで決まりです。
候補者が3人以上で、過半数のポイントを得た候補者が1人もいなかった場合は、上位2名での決勝戦が行われます。
決勝戦で投票できるのは現職国会議員および予定候補者のみです。地方議員、および党員・サポーターは投票できません。

 

 

えげつなくて合理的な、国会議員とサポーターの”一票の格差”

代表選決勝戦カンガルー

民進党の代表選では、全員が平等な一票を持っている訳ではありません。
下記のように肩書ごとに一票の重みが異なる仕組みができています。

現職国会議員:1票(2ポイントと換算。A候補・B候補に1ポイントずつはNG!)
民進党公認が予定されている国政選挙の候補者:1票(1ポイント)
地方議員:全国をひとつの比例代表区とみなし、「地方議員枠」として割り振られたポイントを投票結果に応じて振り分ける(前回は100ポイントが割り振られた)
党員&サポーター:都道府県ごとに集計し、ポイントを振り分ける

決勝戦が行われる場合も同じく現職国会議員=2ポイント、予定候補者=1ポイントとなります。ちなみに、衆議院・参議院での差はありません。

なんとなく一票の格差を感じてしまう仕組みですが、死票が少なくなると言われている「ドント方式」を採用してポイントの振り分けが行われていたり等、ルールを自分たちで決められる政党代表選ならではの工夫がなされています。

 

 

無投票になるのはどんな時?:立候補者が1名だけだったとき

条件を満たして立候補が認められた候補者が2名以上いた場合は、必ず代表選が行われます。
候補者が1名のみの場合は無条件で当選となりますが、旧民主党では2008年の小沢一郎氏以来無投票当選した代表はおらず、野党統一の是非を問う意味があることからも、民進党初となる今回の代表選では複数名の候補者が現れることが予想されます。

 

 

「民進党」として初めての代表選。外野からもウォッチしてみよう

今回の代表選は「民進党」としての初めての代表選になります。参院選・都知事選と続いた野党共闘の流れが今後も続くのか、今後は別の道を歩むのかは、次期代表が誰になるのかにかかってきます。

民進党を支持していなくとも、今回の代表選は要チェックです。

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選挙ドットコム編集部

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2023年に年間1億PVを突破した国内最大級の政治・選挙ポータルサイト「選挙ドットコム」を運営しています。元地方議員、元選挙プランナー、大手メディアのニュースサイト制作・編集、地方選挙に関する専門紙記者など様々な経験を持つ『選挙好き』な変わった人々が、『選挙をもっとオモシロク』を合言葉に、選挙や政治家に関連するニュース、コラム、インタビューなど、様々なコンテンツを発信していきます。

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