選管アワード　2013年9月度月間最優秀賞は岡山県総社市

2013/10/21

コラム

第13回選管アワード月間最優秀賞は、
岡山県総社市選挙管理委員会に決定いたしました！

senkan-award

総社市では、9月22日に総社市議会議員選挙が行われました。

今回、編集部が注目したのは、市ホームページトップに貼られた選挙バナーです。

バナーは告示日の7日前より設置され、まず期日前投票の案内、さらに告示日には投票日時の他、候補者一覧、選挙公報が閲覧出来るページにアクセス出来るボタンが表示されました。投開票日には、投票状況、開票状況、選挙結果のクリックボタンが追加、有権者は投票結果をすぐにチェック出来るようになっていました。

選挙バナーの中に、選挙関連情報にアクセス出来るクリックボタンがすべて収まっているというこのデザインに対して、選管アワード大賞をお贈りすることに決定いたしました。

ホームページの構造上、選挙情報があちらこちらに散らばっていて、どこをクリックしたら欲しい情報に辿りつけるのかわからないことが多々ありますが、これなら有権者がスムーズにアクセス出来ます。

選挙管理委員会事務局長の風早秀伸さんにお話をうかがいました。

このバナーは、企画課（広報担当）平田泰介さんに依頼し、作成したものとのこと。
「とにかくワンクリックで、有権者が欲しい情報につながる事が狙いでした」と風早さん。
ネット選挙解禁もあり、今回からクリックボタンをさらに充実させ、バナー自体も大きくしたそうです。
今後は、ソーシャルネットワーク及びインフォメーションネットワークの利用、活用方法などを検討中とのことでした。

総社市公式サイト

（文・横内陽子）

選管アワードとは

これは、十分で適切な選挙情報の公開を促すために、『ザ選挙』編集部が、優れた情報発信を行っている自治体の選挙管理委員会を勝手に称えようというものです。

この賞は、自治体そのものの優劣を決めるものではありません。インターネット上の選挙情報の掲載方法に関して、何かしらのヒント、アイディアの一助になればと思います。

選管が的確な情報を素早く出すということは、選挙の質そのものを向上させ、有権者にとっても非常に有意義であると言えます。この賞は、もしかしたら日本で一番地味かもしれません。しかし、あまり日の当たることの無い縁の下の力持ちの努力を、ほんの少し意識することで、よりよい選挙が実行されるようになると考えています。（『ザ選挙』編集長　高橋茂）

『ザ選挙』編集部では、毎月選管アワードを発表していきたいと考えています。
その月の末日までに投開票のあった選挙を選考対象とし、厳正かつ公正な（一応）判断のもと、選挙情報をインターネット上で発信し、かつその内容が充実している自治体へ贈られます。ユニークな取り組みには、特別賞を贈ることも考えています。

毎月上旬には発表できるようにいたしますので、お楽しみに！