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 広島は「中都市」であり「中年の街」——その本質を見失った都市政策の迷走

2026/6/9

 広島は「中都市」であり「中年の街」——その本質を見失った都市政策の迷走

■ 広島は“中都市”であり、“中年の街”です
広島は、東京や大阪のような巨大都市ではありません。
かといって、富山や青森のような小都市でもありません。
**人口100万規模の「中都市」であり、30〜40代が戻ってくる「中年の街」**です。
若い頃は東京で武者修行をし、
結婚や子育てのタイミングで広島に戻ってくる。
そんな「人生の循環」を前提にした都市なのです。この“中都市としての適度なゆとり”こそが、
広島の最大の魅力でした。

■ 過密でもなく、田舎でもない——ちょうど良い暮らしやすさ

広島は、
過密ではない
生活コストが高すぎない
自然と都市が近い
通勤も比較的短い
こうした“ちょうど良さ”が、
30代・40代のUターンを支えてきました。
しかし今、その魅力が急速に失われつつあります。

広島瀬戸内新聞 特集記事(A4裏)
巨大病院と駅北集中——広島の“ちょうど良さ”を壊す二重の誤算

■ 県の巨大病院計画——東京や大阪に張り合う無理筋

県が計画する巨大病院は、
東京や大阪の医療集積を意識した“背伸び”の政策に見えます。
しかし、広島は中都市です。
巨大病院を駅北に押し込めば、交通は破綻混雑は激化救急搬送も遅延市民の移動が危険化中都市の規模に合わない施設は、
都市の機能をむしろ弱めてしまいます。

■ 市の駅北集中——富山の真似は広島には合わない

市が進める「コンパクトシティ」的な駅北集中も、
富山の成功例をそのまま持ち込んだだけに見えます。しかし、富山の人口は約41万人。
広島はその3倍です。富山で成立した“駅前集中”は、
広島では過密と混乱を生むだけです。

■ 県と市の“ハイブリッド迷走”が広島の魅力を削る今の広島は、
県の「東京と張り合う巨大病院路線」
市の「富山型コンパクトシティ路線」
この相反する二つの政策が同時進行しています。結果として、
誰にも得にならない中途半端な過密だけが生まれて今後は加速しかねない。
広島駅周辺は、
中都市としての“ちょうど良い暮らしやすさ”を失い、
ただの“混雑するだけの街”になりつつあります。

■ 広島が取り戻すべき方向性

広島が本来持っていた魅力は、
**「中都市としての適度なゆとり」**です。
そのために必要なのは、
駅北一極集中の見直し
中都市に合った規模の医療体制
生活者目線の交通政策
Uターン世代が暮らしやすい都市設計
広島は、東京にも富山にもなる必要はありません。
広島は広島としての“ちょうど良さ”を取り戻すべきです。

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著者

さとう しゅういち

さとう しゅういち

選挙 広島県議会議員選挙 (2023/04/09) 2,673 票
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広島市安佐南区選挙区

肩書 介護福祉士・元広島県庁職員・広島瀬戸内新聞社主
党派・会派 庶民革命ひろしま
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