2026/1/23
本日、衆議院は解散され、総選挙に向かうことになりました。
その解散に合わせたまさに本日、日本新聞協会からの申し出を受け、面談に応じました。
選挙を目前にしたこのタイミングで、なぜあえてこの問題を取り上げるのか。
それは、この問題が選挙の有利不利や、私個人の名誉の問題では決してないからです。
■発端は、昨年夏の前代未聞の大誤報
発端は、昨年夏に読売新聞が、私・衆議院議員 池下卓に対して行った、前代未聞の大誤報事件でした。
しかし、私がここまで問題提起を続けている理由は、
「公人である自分が被害を受けたから」ではありません。
本当に守らなければならないのは、声を上げることすら難しい、普通の国民の皆様です。
■日本新聞協会への申し入れと「ゼロ回答」
私はこれまで、日本新聞協会に対し、次の3点を正式に申し入れてきました。
① 読売新聞に対する誤報の検証と新聞社への勧告
② 誤報に関するガイドラインの策定
③ 第三者検証機関の設置
しかし、協会からの回答は、
「言論の自由・報道の自由への影響を踏まえ、いずれの要請にも応じられない」
という、事実上のゼロ回答でした。
本日の面談においても、その基本姿勢は変わっていません。
■選挙期間中の誹謗中傷に対する暫定的な歯止め
一方で、誤報や不正確な情報が、選挙期間中に誹謗中傷として拡散することは、
民主主義そのものを歪めかねない深刻な問題です。
そのため私は、
読売新聞社と、選挙期間中における誹謗中傷への対応について、法的措置を含む暫定的な覚書を締結しました。
これは、言論や報道を萎縮させるためのものではありません。
誤った情報による被害が、これ以上拡大しないよう、最低限の歯止めをかけるための措置です。
■「言論の自由」と「無責任」は違う
私は、言論の自由・報道の自由を否定する立場ではありません。
むしろ、それを守らなければ民主主義は成り立たないと考えています。
しかし、自由には必ず責任が伴います。
誤報について十分な検証がなされないまま、
「取材源の秘匿」を理由に説明が尽くされず、
その間にも、誤った情報がインターネットやSNSで拡散し続けている。
これは、公人に限らず、
一般の国民であれば、人生そのものを壊しかねない深刻な問題です。
■紙の時代は終わった。誤報は瞬時に拡散する
今や新聞記事は、紙だけで完結しません。
Web版、SNS、二次・三次利用によって、誤報は瞬時に全国、そして世界に広がります。
一度貼られたレッテルは、訂正記事が出ても消えない。検索結果にも、記憶にも、残り続ける。
この現実に、制度が追いついていない。
■ペンは人を救う。しかし、人を壊すこともある
あえて、強い言葉で言います。
ペンは人を救う力を持っています。
しかし同時に、
ペンは人を社会的に壊すこともあり得る。
誤報によって、名誉が傷つき、家族が苦しみ、
地域社会から孤立し、仕事や人生を奪われる
そんな国民を、これ以上生み出してはなりません。
■私は次の国会で、この問題を議論します
今回の新聞協会の回答は、確かに受け取りました。
しかし、これで「終わり」ではありません。
もし、皆さんの信任を得て、国政の場に戻ることができるのなら、
私は次の国会において、誤報による人権侵害をどう防ぐのか
第三者性と透明性をどう確保するのか
Web時代にふさわしい責任のあり方とは何か
これらの課題を、正面から議論していきます。
それは、私自身のためではありません。
普通の国民の皆様の人権を守るためです。
言論の自由を守るためにこそ、
誤報に対する検証と救済の仕組みが必要です。
私は、強い決意を持って、
この課題に向き合い続けます。
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ホーム>政党・政治家>池下 卓 (イケシタ タク)>解散総選挙へ。誤報と闘う覚悟を、私は引かない。