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「命を支える最後の砦」──高額療養費制度の見直しに向け、厚生労働大臣へ申入れを行いました。

2025/12/5

本日12月5日、がんや難病など**高額な医療費が避けられない患者の皆さまに直接影響する「高額療養費制度」**について、超党派の議員連盟の役員として、厚生労働大臣へ申し入れを行いました。

 

高額療養費制度は、医療保険制度の中でも“最後のセーフティネット”と言われる極めて重要な仕組みです。私はこれまでの国会でも、総理に対し「高額な医療費が理由で受診をためらうことがあってはならない」と繰り返し訴えてきました。その問題意識は、今回の要望活動にも直結しています。


 

■ 医療制度とセーフティネットのあり方について
 

大臣との面会では、日本の医療制度がどのようにして国民の健康・生命を支えるのか、特にセーフティネット機能の重要性について意見交換を行いました。

 

政府は年内に制度見直しの方針をとりまとめる予定ですが、現場の声が十分に反映されないまま制度が動き出してしまうことは絶対に避けなければなりません。

 

昨年末に示された基本案の際には、患者や自治体の状況把握が不十分なまま議論が進み、現場に混乱が生じたという苦い経験があります。この反省を共有し、

  • どの疾患の患者さんが
  • どのような負担増・影響を受けるのか

 

具体的なケース調査の実施と公表

を強く要請しました。

 

大臣からは「しっかり対応する」との力強い言葉もいただきました。引き続き丁寧な議論を求めてまいります。

 

■ 高額療養費制度の見直しに向けて
 

今回の申し入れでは、特に次の点を重点的に訴えています。

 

● 1. 高額療養費制度は“最後の砦”
 

医療費負担が限界に達したとき、国民を守る仕組みこそ高額療養費制度です。制度の信頼性を損なうような見直しは許されません。

● 2. 外来特例の見直しは「エビデンス」と「理解」が不可欠

外来特例には、がん患者など継続的な通院が必要な方が多数利用しています。

利用実態のデータ(例:がん患者がどれほどの割合を占めるか等)を基に議論し、国民が納得できる説明が求められます。

● 3. 高齢者の治療断念を絶対に生まない

加齢に伴い疾病リスクは高まり、受診回数も増える傾向にあります。

見直しが高齢者の「治療諦め」につながることのないよう、影響を丁寧にチェックし、必要な配慮を行うことを強く求めました。
 

● 4. 患者の声を現場へ

 

制度改正の議論において、最も大切なのは現場の実態と患者の声です。

本当に必要な見直しにするためにも、患者団体や医療現場の意見を適切に反映すべきだと提案しました。
 

■ 最後に──命と生活を守るために

 

病気になっても、経済的な理由で必要な治療をあきらめる社会であってはなりません。

高額療養費制度はまさに「命を守る最後の砦」です。


 

今回の申入れを契機に、国民の皆さまの不安が少しでも軽減されるよう、そして安心して医療を受けられる社会を守るため、引き続き力を尽くしてまいります。


 

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著者

池下 卓

池下 卓

選挙 第50回衆議院議員選挙 (2024/10/27)
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