2024/12/18
2024年12月17日、日本政治の転換点ともいえる瞬間が訪れました。政治資金規正法改正案など政治改革に関する3つの法案が、国会で可決・成立しました。長年、国民が不信感を抱き続けてきた政治資金の問題。その闇に光を当て、透明性を確保するための一歩が踏み出されました。
この法案が誕生した背景には、昨年発覚した「自民党派閥による裏金問題」があります。さらに、政党幹部が多額の税金を「政策活動費」という名目で不透明に使用してきた事実や、企業団体献金が政策に影響を与える構造への疑念がありました。これらの問題に対し、国民の声が高まる中での議論は、これまでの与党主導型政治を揺るがす大きなものとなりました。
特に今回注目すべきは、与党が過半数を割った状況で、少数野党の意見が重視される形で議論が進んだことです。これまで「聞く耳」を持たなかった与党が、野党との対話を通じて議論を進めたのは画期的な出来事でした。私は、この動きを「新たな政治の形」として歓迎しています。議会が一方的ではなく、多様な意見を反映する場になりつつある。これこそが、真に国民のための政治と言えるでしょう。
私は、政治改革特別委員会において、理事、質疑者、そして法案提出者としてこの議論に参加しました。国民の信頼を回復するため、そして次世代に恥じない政治を残すための議論を進められたことを誇りに思います。この成果を支えてくださった全ての方々に、心より感謝申し上げます。今回から3回に渡り、今国会における政治改革の論点について「政策活動費」、「第三者機関による監査」、「企業団体献金の禁止」についてブログをお送りしますのでぜひご覧ください
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イケシタ タク/49歳/男
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