中谷 一馬 ブログ
代表・幹事長へ手交した「本気の政治改革を進める提言書」
2024/5/25
若手国会議員有志で手交させて頂いた提言書の件について報じて頂きましたので、内容の詳細をご説明させて頂きます。
自民党と裏金の問題により、政治不信が蔓延し、国民の怒りは頂点に達している。
しかしながら裏金問題の当事者である自民党から示された政治改革案は、「羊頭狗肉」と評されるようなブラックボックスだらけの骨抜き案であり、改革を進める意志を微塵も感じることができない。
また実態解明は不十分で、裏金に関与した73人の国会議員が政治倫理審査会での弁明を行うこともなく逃げ切ろうとしている姿勢は言語道断である。
そうした中で、現政権を超える改革の新たな選択肢をつくる役割を担う野党第一党の立憲民主党においては、自民党の裏金問題を反面教師にクリーン・フェア・オープンな政治を体現するという毅然とした姿勢を示し、国民からの信頼に足る政党であることが求められる。
民主主義社会において議会は社会の縮図であることが理想であり、一部の権力者が為政者であり続けることがないように、公平公正な選挙が行われる体制を整備することは非常に重要であり、イコールフッティングで誰もが対等な立場で参政権を行使できる環境を構築することが必要であると考える。
その上で、今、立憲民主党が示すべき姿は、誰よりも先んじて国民目線に立った本気の政治改革を牽引することである。
党内で真摯な議論を積み重ね「政治資金規正法等改正案」「政治資金規正法及び租税特別措置法改正案」「政治資金パーティー開催禁止法案」等を提出している立憲民主党においては、これらの理念を実行する姿勢が求められており、私たち国会議員有志は、「隗より始めよ」で、あるべき理想の体現を目指す決意である。
執行部においては、政治改革の先頭に立ち、本気で断行するという強い覚悟を持って党運営を行うよう切に要望する。
本件に関しまして、私たちからメディアの皆様方にお伝えする予定はありませんでしたが、執行部側から提言書の件について述べられたということで、本日開催されていた立憲民主党青年局全国大会の会場まで記者の方にわざわざ足をお運び頂きましたので、伊藤俊輔青年局長と取材に応じました。
我が党の諸先輩方には、私たち若手議員の提言をしっかりと受け止めて頂き、体現された度量に対しまして後輩ながら率直に評価しております。
私たち若手有志は「隗より始めよ」で、 あるべき理想の体現を目指す決意です。
企業団体献金、政治資金パーティから国民一人ひとりの浄財である個人献金に支えていただく仕組みへの転換を目指し、日本の民主主義をより良くアップデートできるように政治改革に全力を尽くしますので、ご賛同を頂ける方におかれましては何卒ご支援ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。